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制服
君のこと優しく縛ってあげる 愛のない飴と、 感情のない鞭の好きなほうを選んでよ 制服のシミを見つめていると 初めてのセックスを思い出す 傷だらけの皮膚に キスだけが正しい処方箋なのだと 無理をして 無理やりに 幻想の女神と 契約を交わしながら 砂糖でできた君の身体に 黒い 蟻がたかるのを見ていた
制服 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 935.6
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-08-01
コメント日時 2022-08-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
幻想の女神と言うのが、その意味を考えたくなるヴォキャブラリーです。幻想の女神との契約や、砂糖でできた君の身体に蟻がたかるなど興味深いフレーズ、内容が有りました。
1良いと思います。 非常に。 誠実さを知りながら不誠実であった、あるいはあることの苦さが良く表現されていると思います。
1コメントありがとうございます。砂糖と蟻のイメージは自分でも気に入っております。
0味覚においては甘いものほど最初に発火し、苦いものは後に残って尾を引くなと感じます。 思い出の綺麗な光の中で、いつになっても苦いままの記憶を大切にして言葉を紡ぎたいと思っています。
2私は「愛のない飴」「感情のない鞭」はすれちがいのある対比表現で決まりが悪いと思いました。 この詩の中で効果的に成立する比喩は蟻がたかるという最後の行だと思います。 そこへ至る道のりが若干遠いと感じました。
1私も始めてのときのことを思い出してみました。 思考的なところが男性的な作品だと思いました。 良くも悪くも。
1物事や人への愛が腐っていくときのリアリズムを感じました。それを描写するのはその底に愛があったからかもしれないですね。疎外感や嫌悪感というのは吹き抜ける風の清涼を追いかける心の反語だと思います。
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