聖句 - B-REVIEW
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聖句    

小糠雨こぬかあめふりそぼり、 一日中。 びちゃびちゃ、午後の、 バス乗り場。 引き抜いた。 めくる、白い書物 黒い文字 の ぬらした、 いくつかの、 善意の木箱、より。 囀り、石垣の向こう、 鳥たちの。



聖句 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1200.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2022-07-25
コメント日時 2022-07-28
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:1200.5
2025/04/10 07時05分26秒現在
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    作品に書かれた推薦文

聖句 コメントセクション

コメント数(11)
角田 寿星
作品へ
(2022-07-26)

ぼくは詩の技法とか学問的な用語にはとんと疎いのですが、何と云いますか、コラージュ的な技法を感じます。 一枚の絵というか、作品がありまして、それの断片を千切って貼り付け、ばらばらでありながらエッセンスが凝縮された、ことばの群れ。 北原白秋さんが訳した「まざあ・ぐうす」を連想しました。 谷川俊太郎さんの手によるオーソドックスな訳とは違って、韻を踏んだり七五調にするために意訳しまくってて、なかなか良い感じに狂ってるんです。 それと同じような、プリミティブな端整さと力強さがあって、ぼくはこの詩、好きですね。

1
かずや
かずや
作品へ
(2022-07-26)

英語、ラテン語的に書かれたかったのかなあとそう思いました。 何とはなく脳の中をかき回される感じが面白かったです。

1
いすき
作品へ
(2022-07-26)

なぜこれが聖句かというと、これが彼にとって誰の支配も受けない唯一の領地だからかもしれない。。。

1
福まる
福まる
作品へ
(2022-07-28)

小さい頃年配のおじいさんおばあさんがよくものを大切にしていたことを思い出しました。「びちゃびちゃ、午後のバス乗り場」という表現も当時の黒いどんよりとした空を思い出します。

1
エイクピア
作品へ
(2022-08-02)

簡潔な表現に、詩的イメージがはまって居ると思いました。倒置的なフレーズもしてイメージを高めて居ると思いました。

1
湯煙
角田 寿星さんへ
(2022-08-10)

角田 寿星さん ありがとうございます。 コラージュのようなとの指摘を受けてなるほどと。なぜそうしたものになったのかは私も説明が難しいですが、本文の外側にあります前後の文脈といいますか、風景から切り離されたことも関係しているのかもしれません。あるいは降り始めた雨もあるのかもと。 北原白秋訳『まざあ・ぐうす』ありがとうございます。

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湯煙
角田 寿星さんへ
(2022-08-10)

角田 寿星さん ありがとうございます。 コラージュのようなとの指摘を受けてなるほどと。なぜそうしたものになったのかは私も説明が難しいですが、本文の外側にあります前後の文脈といいますか、風景から切り離されたことも関係しているのかもしれません。あるいは降り始めた雨もあるのかもと。 北原白秋訳『まざあ・ぐうす』ありがとうございます。

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湯煙
かずやさんへ
(2022-08-10)

かずやさん ありがとうございます。 かならずしもそうではありませんでしたが、おそらく『聖書』なるガジェットも影響しているのかなとも。逆に英語などに本文を訳してみる試みもありでしょうね。

1
湯煙
いすきさんへ
(2022-08-10)

いすきさん ありがとうございます。 たしかにバス停にはまだ私一人だけでしたね。領地にしていた、されていたのか、とも。初めて訪れた場所でしたし、落ち着かない気分でしたかね。

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湯煙
福まるさんへ
(2022-08-10)

福まるさん ありがとうございます。 おそらく、善意の木箱や寄贈された書籍のことかと思うのですが。そうですね、一つ二つではありませんでしたし、本もジャンル問わず並べられていましたね。空模様はたしか灰色の薄曇りでしたか。このあとザーザーとまさに本降りとなりました。すぐ横にありました電話ボックスに入りやり過ごしましたが。

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湯煙
エイクピアさんへ
(2022-08-10)

エイクピアさん ありがとうございます。 本来の分量は散文の形式でしたし幾分多いものでした。この作品へと変更を行ってみたときには詩的修辞を意識する必要があったかなとは思いますね。

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