みんなのお別れ - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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みんなのお別れ    

さよなら、ユニコーン 冬の夜の それか夢の、気がするだけの 2人で星を見に行こうよ 誰もいない部屋で 目を閉じていようよ そうして青く光る星を 探していよう それだけでぼくらの命をつくろう そしてそれを秘密にしよう 「夜の形に気づいたから もう、さよならだね」 「瞳が慣れてしまったから、 もう、何も知っているね」 いつか大きな流星が僕らを滅ぼすとき きっとベランダから眺めるよ みんな悲しんでいるだろうけど、僕は手すりのせいで手のひらが真っ白になることがとても嫌なんだ そんな虚しさでしか救えないから 僕はもう大人なんだって、分かってしまうんだ それまでにまた、会いたかったよ


みんなのお別れ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1152.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 6

作成日時 2022-06-16
コメント日時 2022-06-22
#現代詩
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性22
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント66
 平均値  中央値 
叙情性44
前衛性00
可読性22
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合66
閲覧指数:1152.2
2025/04/09 19時05分12秒現在
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    作品に書かれた推薦文

みんなのお別れ コメントセクション

コメント数(5)
nameⅠ
さんへ
(2022-06-17)

コメントありがとうございます。 きっと貞操を失う前にしか書けなかった作品は多いのだろうなぁと思います。悔やんでも悔やみきれません。

0
nameⅠ
作品へ
(2022-06-20)

おはようございます。作者です。 今日はFirefoxからサイトにログインしているのですが、作品内のカギカッコのセリフのうち、2番目の部分が一部文字化けしていますので、こちらに原文を記載します。 (原文) 「瞳が慣れてしまったから、 もう、何も知っているね」

0
nameⅠ
作品へ
(2022-06-20)

連投失礼します。作者です。 上記の文字化けですが何度かリロードしましたら直りました。 サイト内の慢性的なバグではないと思いますが、また読みにくい部分ありましたらコメントに投稿ください。 作品の順序上げにもなり得るので、私からのこれ以降の発信は控えます。

0
stereotype2085
作品へ
(2022-06-21)

手すりのせいで手のひらが真っ白になる。それは欺瞞としての白<純粋さの象徴、なのか明らかになっていくリアリティの象徴なのか分かりませんが、その一節が大人になってしまった自分に繋がっていく。とても美しい描写、連なりですね。無垢なロマンティシズムの物語が、喪失の物語へと繋げられていく。中々に良い構成だと思いました。

1
nameⅠ
stereotype2085さんへ
(2022-06-22)

コメントありがとうございます。 無垢なロマンティシズム、私自身もすこぶる驚くほどそのような言葉で象って頂けるのが嬉しいです。 このようなコメントの一語一句にすら人柄が現れるのだなぁとしみじみしています……。 大人になるとは失うことだろう、と思っていましたが、けいせいさんのお言葉を拝読するに、大人って素敵だなぁとコロッと変わってしまいましたw

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投稿作品数: 1