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照明弾
照明弾が撃ち上がる 真夜中に光 宇宙の中の大きな星の如く 数個灯り ゆっくりと降りてくる 照らしてくれ 照らさないでくれ 相手に砲弾発射 降り注いでくる 攻撃が動き出し 防御が応じる 光に 照明に 良いも 悪いもなく 照らしてくれ 照らさないでくれ 事実を 虚像を 人の生に 死に 見るべきものに 見たくないものに 破壊に 破滅に 命の 照明弾 落下した 暗くなり 光が消える 照らしてくれ 照らさないでくれ まだ動き もう眠る 照明弾 消えた 燃え尽きた 人の星は消え 夜空の星々がまた見え始め 夜が戻る その中の動きはまだわからない
照明弾 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 962.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-05-13
コメント日時 2022-05-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
照明弾って一,二分滞空するんですね。照らす側にとって夜はあまりに長く,照らされる側にとっても照明弾の数分間はあまりに長い。一見きれいな夜景に双方の思いが交錯するさまが,世相を思わせつつきれいに構造化されていると感じます。二段に分けつつ,でも一文として成り立つところを混ぜてひとつにまとめているのがすごいなと思いました。
0自衛隊時代、照明弾が夜の演習場に輝いていたのを見た事があります。 意外と明るいんですよね。その数分の間にできる事は多々あるので、様々に動く事と思います。 この二段にするのは15年ほど前にしばしばやっていた書き方になります。 一度読みにくいと言われ、あまりやってはいませんが、久々にやってみました。 夜が明るいと言う両義性がある事柄ですし、表現としてよかったかもしれません。
1最初、垂直に読んでしまい、違っていました。6行目からはフレーズ毎に間が空いていても、そのまま続けて読むのですね。間の前で、横に行かずに、下へ降りて行って読んで居ました。後で気付くのですが、なので最後の行が妙に印象的なフレーズだと思いました。
0あまりない構成のため読みにくかったかもしれません。 左右で対照的な光景を描写してみたかったというのがこの構成を思いついたきっかけではありますが、いかんせん慣れないと読みにくいんですよね。 個人的には好きなんですが。 よろしければまたお読みください。
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