闇雲縷々 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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闇雲縷々    

<懐に、>        《なまぐさい余ナァ》――《めまい》     骨組みの折れた (なんぼんか) 扇子 虹色の     風を嗅いだような 気がするだけの 夢見ながら ――――――斜めに授けたひかりを 弾いて轢いて―――――――      【これは樹海での、オハナシでしょうよ】 出演者とは しゃがみ込む鏡 謙遜を施した包帯 傾向途量          少年よ少女よ! と、雪ぐ締まりない遠い未来 的はずれな野遊び、不合格を     おおくの未来を信じいる、 滑舌に ぬらり空の下の偶像 崇拝 大都会の、メヌエット          らしく、或れ! 星を得る疲労感をほら折箱へ  「何が正しいのか、自分の中だけでも指針となる銀の杭が欲しい   陰湿なる波打ち際なんて見たこともないが、攫われる気がする   夜風のかおりすら知らない、しなだれることもやめてしまった」         わたしは / 風は、吹いて居るか 鋳るのかすら  ✕              そりゃ溜息だ どうでも               ◯   生温いもんか、 (痕跡や照明がさしあたり、)        (雨と下るか。) うかびあがるときに ≠          咎められないからだ… なにかある気がして         = 寒いのか暖かいのか。 このからだを伝うのは     +       手当たり次第に、 ああ、紛れもなく -             場当たり的な 『いまだ』        &       罪過が救難信号を。 >>波紋に散らすばかり。ですからこれを【闇雲縷々】とする<< <<解凍容姿>>     咳き込んだあいま、脳裏に過るだけ   スケジュールの留まったホワイトボードは 意味も無し得ず 濃度は、求愛行動を/配線し、腫れと・綿と・首を、極め付ける (花があるような、錆びついているモノレールに乗り込んだのだ)     「ここにいてもいいか?」に対して無言であればそれで      いても構わないのだろうと云う 勝手な思い込みだよ  これがネバーランドだっていうからメルヘンな片言私愛さ おまえのことなど しらんが――      余波が惜しいほど、 すこしの、             罪こそがあてのない人生 一歩を                  いずれ黄昏の月に 『征く。』 木漏れ日街道を。 酒と卵巣とだきぐるみのパッチワークスタイル (ゆめうつつ いつぞやのみちにあり)  私のスタイは吐瀉物で汚らわしい手記で 思考回路と呼吸し、 〘いまにしてたつ〙      列車を見送ったこともなく      深夜 交じりの      戦地に勇んだわけもない     (吐息)と(唾棄) つい砂月の 古書を 棚に顰めて  年代物の真珠を 眺めている       残念にも立ち止まり 刻刻と時過ぎ往く     メタモルフォーゼを過ぎてインキュベーターまで  誰が裏切ったの、殴られた先に 断りもなく入ったのか。ナア!  酒、商売、佇まい、結局無駄骨だった、無駄吠えだった。ワア!         ありきたりおくそこをかいまみる   とうぜん。(並木道のトンネル、             )   或いは人生の通い路 (      イマシメ       )   近道か?          (桜の苑、落葉の遠回りか……) そのさき、あたらしく       アア、どうせ霞んでいくのよ



闇雲縷々 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1847.9
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 21

作成日時 2022-05-03
コメント日時 2022-05-10
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性22
可読性22
エンタメ22
技巧66
音韻11
構成66
総合ポイント2121
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性11
可読性11
 エンタメ11
技巧33
音韻0.50.5
構成33
総合10.510.5
閲覧指数:1847.9
2025/04/14 18時21分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

闇雲縷々 コメントセクション

コメント数(5)
ささら
ささら
作品へ
(2022-05-05)

 語彙の選択が好みでした。またこのような段組みだと読む際,こだまのような掛け合いになり,作品がより複雑(立体的?重層?)に感じられ読み進めるのが楽しかったです。一方作品からは諦観とか寂しさに類するものを感じ,まだどう表現していいかわかりません。

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柳煙?
作品へ
(2022-05-07)

やっぱり卵巣と巣箱ってにてるよね

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ささら
ささら
作品へ
(2022-05-08)

スマホだとせっかくの段組みが崩れてしまうんですね。読み直して気づきました。皆さまぜひPC版サイトでご覧ください。 日記あるいは回想録のようなものとして読むようになりました。人生に疲れとやるせなさを感じている人の吐露と。でも一片美しさを感じます。

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A・O・I
ささらさんへ
(2022-05-10)

ささら様、コメントありがとうございます。この詩は言いたいこと置きたいコトバを抽出した結果です。到底私の心は実直には程遠いようなので、これが素直な形でありますが、まったく混じり合うことができないので、それぞれに括って置かなければならないものになってしまっています。パッと見てその書式は拡大や縮小で崩れることは予想してはいましたが…。わざわざそれを、不思議と思いまた覗いていただき、また美しいと言っていただき、ありがとうございます感謝です。

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A・O・I
柳煙?さんへ
(2022-05-10)

柳煙さまコメントありがとうございます。わたしのものに巣箱とは書かれてはありませんでしたが、何を思い巡らし卵巣を似てると名推理したのかわかりませんが、何か思っていただければそれで嬉しく思います。お読みいただきありがとうございました。

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投稿作品数: 2