素粒子 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

素粒子    

早春の 夜明けはまだ遠く 月明かりもなく ただ闇がぽっかり口を開けています 僕の意識は 酔いにまかせて どこかなげやりで 闇に身をまかせるほかないのです 闇の中で 僕は粉々に砕かれます そうして 己の存在さえなくなるのです 砕かれ砕かれ 僕は素粒子となるのです もはや思考は停止して 意識さえもないのです さてさて 夜も白み始めました 闇に砕かれた僕は 素粒子でさえいられません 素粒子という存在の確かなものから 曖昧模糊とした ただの酔っ払いが 僕なのです 意識はさらに 酔いの中に埋もれ なおさら己の存在が 甚だわからなくなるのです 朝日の中で ただただグニャりと 酔い潰れます



素粒子 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 777.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2022-04-14
コメント日時 2022-04-14
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/06現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:777.2
2025/04/06 20時55分41秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

素粒子 コメントセクション

コメント数(3)
鱗子(揶白)
作品へ
(2022-04-14)

砕かれる中で、何かを許さないでいる自我を感じます。 酔い、と自分を下げて腰を低くする様子と、 意識においての「酔い」は、それではなく「拳」と、見ます。見えることで、拳がぐにゃりと潰れることは無いのです。 (光)

0
ギンヤンマ
ギンヤンマ
さんへ
(2022-04-14)

しばらく詩の投稿から遠ざかってかっていました。読んで頂いただけでありがたい事です。本当に感謝致します。読んで頂くだけの価値があるとは思えない駄作です。これからもっと努力したいと思います。ありがとうございました。

1
ギンヤンマ
ギンヤンマ
鱗子(揶白)さんへ
(2022-04-14)

読むほどの価値があるとは思えない駄作です。読んで頂いた事に感謝します。またお言葉を頂き心苦しいばかりです。これからもっと努力したいと思います。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 2