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幼児たちの体験
騒がしさのうちにも静かさのうちにも 幼児たちは皆、大人の心くらい読めるもの ただ何を読んだのかが分からないだけ 騒がしさのうちにも静かさのうちにも この世界の悲しさに胸を痛めている ただなぜ痛むのかが分からないだけ 幼児たちの目に映っているものこそ 幼児たちの胸が感じているものこそ 曇りない真実、何も逃してはいないのだ ただ彼らと世界との間に何かが欠けている 乗り物に乗った途端、彼らは眠ってしまう 終点に至ってやっと目を覚まし 連れられて乗り物を降りると 微風無き道に咲き誇る桜並木
幼児たちの体験 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 698.6
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-30
コメント日時 2022-04-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
幼児の透徹した視線、全てを逃してはいないが理解はできない。私も遠い思い出を掘り起こすとなぜだろう、なぜだろうと思ってきました。でも大人になったからと言ってなぜを理解できているかといえばそうでもないと思います。
1お読み下さりありがとうございます。 確かに。 大人の感性は「分かる」ということの代償に「いろいろ」という癖のある知恵をも要か不要か受け取って装着しなければならないかもしれません。すると、そうして感受するところのものは本当の意味で「分かる」と言えるものなのかどうか。「分かる」ということとはどういうことなのか、もっと考えないといけないようです。 もっとも、そんなことをまったく気にしない、なんでも来いという態度もこの短い人生では必要かもしれません。 両方同時進行するのが良いかもしれません。
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