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眠る色
恍惚の 春の夜 気化して分子になる愛の 夜、目を閉じて 『春の夜』 母体のような 溶けきって 抱かれたまま 溶けきって あぁ、10年前に、こんな日もあったかも 遠くの国の 街の影が まつげの上を揺れている 私も時も 溶けだして またみんな、溶けだして とけだして はるのぶんしとふれあって 柔らかく、散弾する そうして徐々に 私の全ては なだらかな この春の夜に 繰り返し いなくなってしまうから-- まどろんで なまぬるい 羊水の 春の夜 愛も記憶も 溶けきって 恍惚の
眠る色 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 921.7
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 2
作成日時 2022-03-27
コメント日時 2022-03-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
幾度か読んで幾度もコメントを書くか書かまいか悩んだ。正直に読んだ感想を書くことにした。 >春の夜 という語句が幾度か出てくる。それに冗長さを感じた。しかし、 >遠くの国の >街の影が >まつげの上を揺れている >私も時も >溶けだして >またみんな、溶けだして >とけだして >はるのぶんしとふれあって >柔らかく、散弾する この箇所の表現は素晴らしい。だから、おしい。
1三浦さん、コメントありがとうございます。三浦さんからコメント頂けるの実はケッコー嬉しいんですよね……作品のダメな部分を正確に見透かされている気がして、テンション上がります。 春の夜に関しては、後半2回が特に要らなかったなと感じました。ていうか今見返すと絶対要らない。4回くらいならええかな……とか思ってしまった時点で詩に負けてますよね。恥ずかしい。 この作品のみならず、これからも何か良くないと感じた点があれば遠慮なさらずバッコバコにコメント頂きたいです!ドMなので自分のダメな所が分かるだけ嬉しくなってしまいます。色々学ばせて頂きたいです。何卒よろしくお願い致します<(_ _)>
0俳句のような短歌のようなそういう印象が残ったよ。この印象って、の、の丸っこいリズムなんだなっておもったよ。
1コメントありがとうございます。制作の意図が伝わったようで嬉しいです!
0溶けだして とけだして まどろんで 肌感覚で読ませるような表現が良いと思いました。
0あれじゃ能。世話焼きおんどりゃ寒暑呻いて、肉はかなしとみんなわらうのよな。なんだって乱雑な計肺ばっか、さっちひとうてたまらんのびゃなあ。
1コメントありがとうございます! 読みやすさを意識して作ってみました( ˇωˇ )
0おおーーー、柳田国男の遠野遠音を思い出しました。 https://youtu.be/OzQfAQAHmNw
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