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さいごのたたかい
いつもより重いランドセル 前に抱えてさいきょうそうび 給食袋のハンマーは もう壊れたってかまわない もうすぐ遠くへ行くあいつ 習字道具の盾をかまえた いつもの場所でたたかいごっこ いよいよ今日がさいごのたたかい なんだか今日は引き分け多め ジャンパー脱ぎすてもう一回 水筒飲み干し空を見上げた 赤ちゃんのほっぺみたいな色した太陽 ホントにさいごのたたかいになる さいごのさいごは負けでもいいや さみしいけれどさよなら言えた 少し明るい気持ちで言えた またいつか 今度は何でたたかおう
さいごのたたかい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1107.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-22
コメント日時 2022-03-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
クヮン・アイ・ユウさん コメントありがとうございます。 この詩への応答をしてくれているような最後の一文にとても感動しまし、励まされました。 私自身はもう何回も小学校を卒業できる年齢ですが、公園などで見かける子どもたちの遊ぶ姿に、大切なものを思い出させてもらい、なるべくそれが埋もれてしまわないうちに表現しようと思いました。 ありがとうございます。
0気どらない緩んだ素朴さがありつつ、いわゆる揶揄としての「ポエム」ではない詩情があるところは前作と同じ魅力ですが、今作の一番の魅力はリズム感と「声に出した時の心地よさ」だと思います。クヮン・アイ・ユウさんが既にコメントされているようにリズムがいい。 私には判断がつかないけれど、例えば短歌よりも長い分、もう少し崩してもいい可能性があるくらいいい。短歌だと57577絶対派!とか崩し派とかありますよね。でもかなり定型的なリズムキープをしたからこそ、ラストの短い二行が効いている気もする。考えさせられますね。 ということでもし詩の初心者だとしたら過去に短歌や作詞で学んだのかな?と思わされるような軽妙なリズムと素朴な文体、及び内容がマッチしていると感じました。ちなみに私は転校時に友だちとスマブラで最後の戦いをして、負けました。すごい悔しかったです。 >さいごのさいごは負けでもいいや 人柄が自然に沁みている良作だと思いました。
1たたかった相手もまた同じ気持ちでいられたならば、それを親友と呼ぶのかなと感じました。微笑ましく、涙を堪えてしまうような温かなものを感じます。大きくなればなるほどに失くしてしまう思い出が蘇りました。
1あささん コメントありがとうございます。今回もまた、非常に参考になるご意見をありがとうございます。作っている時のことを振り返ってみますと、リズムを崩すことに勇気が出せなかったような、リズムをキープすることに執着していたような気がします。でも、リズムをどこかで崩してみるという選択肢を持つことで、もっと表現が広がり、楽しく制作できるのでは(悩むことも多くなるかもしれませんが、、)と思いました。是非実践したいです。 ありがとうございます。
1ハービーさん コメントありがとうございます。 私自身も書きながら子どもの頃の思い出に浸ることができた気がします。まだまだ初心者ですが、奥に眠っているものを引き出してくれる、詩を書くという行為の魅力を感じ始めています。もっと表現力を磨き、自己満足にならないよいに精進したいと思います。 ありがとうございます。
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