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彼方という天稟
串刺しに染める百舌鳥、盆に設定する のちに残飯と飾る 使った割り箸 いっぱいのレゾンデートル『存在価値』よ。 キミ次第の船倉から 裏通りに面する、 これはひとしきりの強欲が興した 相容れないものが分かり合おうとして 対話しても時間の無駄だと はじめから妥協点を探すぐらいの気持ちで。 ブロッコリーが街に栄え カリフラワーが蔓延する 額に納まったモノクロならもう判別もいらないでしょう 物忘れに爛れたため口に櫛を入れ 手つかずの無防備が臨終に看まわれる、 ←嫌いなものにいちいち関わることがいちから間違ってるわけで だくだくと恩愛を賄い、人的脳上に火を熾し 病的な正解で外皮を当然とする ←互いに目を瞑るしかないっていうのはあるんじゃないか 不老不死の毒薬をこの手でまわしこみ、シーシャで吸引する、 (圧倒的劣情を。しらぬふりにいいつけたらしい) どうやらコトバはぜんまいを吐き、呪いに組み込まれてしまった 「家計をやりくりしている?」 人であることは確かで、地上に住んでることは一緒で (そこにはだれもいませんから)下世話にある、 酒を好んだ吊り目の脱兎よ 閊えている (だから)意思疎通が叶うとでもお思いか? 気の赴くままに寄りかかり息を潜めて抱き取る (隣で息を殺したおぢさんがシカンするゆえ) 樹海という摩天楼から 落下傘で離脱する *****センチメンタリズム 可愛いらしい冥土喫茶の 値札を提げて。+_+_>_*_* リスク リンク 窖から逃れようと必死な神様がいるとする 殺し合うことは自分もその同じ覚悟を持たなければいけないわけでは ミュージカルに仕上げる 穏やかで冷静な点景 ⇅ (別に。馬並みだなんて人参でも咥えてろや) またそう見える頑固な飛礫が 味な真似を 誰しもわからない少しは、すべてを知っていると言ったものだがしかし 私たちが否が応でも、やまない雨をも殺す方法は、_タンク ダンス 箪笥のそこ、 生臭い風で飲み込もうとしている。アソコまで ――前と後ろ斜辺に、左と右を略字する痛み分けのマテリアルだ 乱酔するライフは序盤、叩きつける叛心にあしらわれる、 ゼロでは立てないチャリティー、自由を投げかけられた、半身 最寄りの魂の中身の委託する 精子にもなれない、 コンビニ袋の「芝居」に 死ぬときは胸いっぱいになる 《樟脳のニオイ、聖少女黒服限定sho》 始発列車では、 いままで沢山のオーブで形成された 過去が蓄積する礎の道でしかない気がする 「け・れ・ど」 穏やかで冷静な携帯電話の 戸締りと試し切り (デカイ模造紙にシニガエリの自由研究をいちまい畳んで持ち歩く) 散散たる焦土は衝動であり一筋の未知と見る。 (別れ話の作詞策に溺れかける対談としまわれる) {この夜をひとつの生命とするならば。 見方を除草して、鳥肌を放逐する異存を産んだ 結びつきたる流れ滞りを 制約と休ませ、てこでめくる。 魂の叫びなんて嘘つきヨガりのサブリミナル (潜在意識に働きかけるさまを) ナンセンスな幼稚園児の威張った態度はもはや。 釁(ちぬ)れた手首に蟒蛇《やまかがち》の雑巾を着る、蛾は、 部屋ン真中で、ねぶりうねりのおび。沁みになり、凍みにある 暖かい雪解けとの淫猥光環。合法的無害と称される争いを オナにいショーとかsexフレンズとして片付ける、 まさに裁判官に転生している。今と盛り廃り。 是れがみなのシなのだと? 照度はどこかのセンチに当確し、 凍土は蜜を翔ける雨林に、 賛成の地雷を孕む、 わたし とは、 それはそれぞれに素晴らしい春暖だぁね (該当は脱ぎました。)
彼方という天稟 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 984.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-17
コメント日時 2022-03-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
上手いのです。上手いのですが、修辞力の有余る余力に、主題が等閑となられている様な、つまり全身全霊より程遠い場所で、御遊びになられていらっしゃるに、過ぎない様な、感覚を覚えました。
0鷹枕可さま、こめんとありがとうございます。おっしゃる通りこの詩は理解よりも遠く置くことを目的とした御遊びでございます。普段ならばもっと綺麗にコトバも姿も並べるところですが、どれもこれも引けず、主題など消し罹る、きもちのわるい、こういった形であえて出しました。
0鷹枕可さんのコメントに「御遊び」とあるけれども、その言葉は興味深い。私は遊ぶのが好きだ。肩肘張りたくはない。楽したい。そんな感覚でいたい。全力投球ばかりは疲れる。サボろーぜ。 けれども洒落た遊びをしたいとは思うよね。 今作が洒落ているかどうかはわからないけれど、それを目指しているとはやや思った。 きもちわるさはまだなかった。 どうしてだろうね。 良くも悪くも「気持ち」を込めて読めば、「気持ち悪さ」が出てくるのかもしれない。 けれども私みたいにテキトー人は「気持ち」を込められない。 そんな人たちにまで気持ち悪さを届けられる言葉と論理を期待しています。 そんな輩に言葉を投げかけるだけ無駄だと思うかもしれないが、 無駄なことが遊びの要素の一つなのかもしれない、 もしかしたらやるべきことは言葉と論理の探求ではなく、書き手と読み手の「気持ち」を眺め弄るという、やや稚気的精神的なるものに傾き過ぎた玩具遊戯なのかもしれない。
1ロンドン塔うろ子さま、コメントありがとうございます。これは今の書き方とは程遠く、でも切り捨てることもできず、長々と配色したものです。心を込めてとか叩きつけるとかそういったテイストでは書いてないので、気持ち悪いという私の感触はいうなれば、らしくないに相当すると思います。ですから力は抜いてます。そういう意味での遊び、切り捨てられなかったその理由が、やってみて何か先に生かせればといったところです。
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