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波
この出会った時間が美しくなることを君と一緒に確かめたい ぷかぷかと浮かぶ浮き輪が海に流れていくのを眺めていた きっと僕とは関係がないもの 弱い僕には、出会うことのないもの ここに流れついたのに 何故だか君といられる時間に間に合ったように感じた そっと手にかけた浮き輪を持った君は想ったよりも、そっとやわらかく、明るく。今が華やぐように僕の目の前にあらわれた。 ひとりぼっちになるのは、僕の周りに大きなくくりがあるから。 誰にでもある大きなくくりはどこかに扉がある。 しぜんとみつけることができる位置にあれば、それは人気者。 僕みたいに一目ではわからないと、ひとりぼっち。 僕がしっかりしないと誰も見つけてくれない。 だけど、僕もわからないんだ。 みつけると嬉しくなるのは僕も同じで、みんなはどうだかわからないけど、簡単には僕も見つける気にはならないよ。 ここに君も来られるのかな。 僕は君をここに連れて来られるのかな。 君と手を繋いで飛んでこよう。 君とずっと勘違いしながら、笑ってこよう。 君と向かい合いながら進んでこよう。 君と出会った時間が美しくなることを確かめながら一緒に歩いてこよう。
波 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1519.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 10
作成日時 2022-03-16
コメント日時 2022-03-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 10 | 10 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 3 | 3 |
総合 | 10 | 10 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
現代詩って、こういう感じでいいんだと思います。でも、つまんなかったです。
1自分の内に一緒にいて欲しい人への恋文、自らの決意を添えて。 その様な心象に感じました。
2ごめんなさい。ろくに読まずにコメントしてました。土下座して謝ります。ごめんなさい。
1甘くて、少しだけ切なくて、そんな恋愛小説を読んでいるような気がしました。 けれど、その光景が目の前に浮かぶのがとても不思議です。 きっと色んな壁があるとは思います。 でも、きっとこの二人なら乗り越えていけるんじゃないかって淡くも期待をしたくなります。 とても素敵な詩でした。
1コメントありがとうございます。 読んでいただき嬉しいです。
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