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恐竜のリップ
この世は究極のリサイクル 永遠の輪廻が支配している あなたの可憐な唇の皮膚の粒子は 古代の恐竜の牙の一部だったかもしれない 肉食獣を引き裂いた血に染まった牙に あなたは赤いリップをしている あなたの輝く瞳の角膜の粒子は 薄暗い海底を見る三葉虫の目だったかもしれない
恐竜のリップ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1121.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-02-28
コメント日時 2022-03-13
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「赤いリップ」という、作品のなかに具体的な色を入れる表現手法は良いなあと思いました。神視点での一連目があって、そのまま神視点で編まれたほうが読み入れたかなと思います。「あなた」と特定されると、私ではないと失せてしまい。 でも、過去作も読んだのですが、なんかこの作者さん、ポテンシャル高いなあとも感じました。
0「実は○○は△△と繋がりがあるよ」的な作風はメタファと因縁が深い詩というものと切っても切れない関係があるけれども、この作品はそれに則っている気がする。 正統的ですね。好きです。
0こんにちは 「あなたの」という言い方で誰もがそうだよ。あなたもそうだよと強調したかったのです。今のところそれは科学的事実でありますから。 いろんなサイトを彷徨ってきました。エブリスタで詩集が月間1位になることもありました。ステキブンゲイで1位になることもありました。だけどそれが虚しくなったのです。あくまでもマイナーに過ぎませんから。最近文月悠光さんの誌の講座を受けております。人の詩をあまり読む方ではなかったんですが、この講座では10遍の詩について講評をしなくてはなりません。それで他人の作も読むようになりました。しかし本人しか分からない意味不明の作には「分からない」とはっきり言います。でも以前よりは他人の詩を理解するようになリました。 ポテンシャルが高いと言われたのは嬉しいです。
0遅くなってごめんなさい。私は理論的なことは分かりません。自然に書けてしまうほうです。Twitterから詩を始めたので148字に収めるように書くうちに手法が身についたのかもしれません。長いものを縮めて書く癖がつきました。Twitterに収まると気持ちいいです。
0火葬場の煙突から上る煙を見て思いつくようなこと、すべてが回りまわって生きているなあというようなことを書かれているなあと思いました。 そういう風に読み手に素直に何かを想起させることって簡単なようでなかなか難しいのですよね。 上手くできているなあと思います。
1上記の追記です。 「恐竜のリップ」という題、あざとくも感じますがとても良いと思います。 ティラノサウルスの唇をまざまざとあくまで実物を見たことがないので想像ですが想起しました。
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