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こども
声を合わせて「おはようございます」 手をかさねて「ありがとうございます」 手を挙げて「おーい」と呼ぶと うれしげに手を振って 「こっちよ!」と呼んでくれる 我慢するのは苦手だけど 正々堂々喧嘩するのも 出来ないけれど 大体は、おもちゃも壊すけど 友達と神社で 肝試しをする時は お手々にのせたご縁玉で 「僕ら地元民、遊ばせてください」とご挨拶 分かれ際になったら、また手を合わせて 「断わず、ありがとうございました!」 神様にお礼を言って、ご縁玉をなげますよ いつも備えているわけじゃないけれど、 財布に、えにしは忘れない 巨大きな艇よ、人生の船出にいこう 福は内鬼は外、お豆はお魚さんのごはんだよ 波音響かせ、荒波がうねる でもへっちゃらさ、神様がいるから 僕らは帰ることのない母なる大地から 西へと到れる列車に乗ったのさ 2022/02/24
こども ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1231.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-02-24
コメント日時 2022-03-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
宜しければ、「横向きでない読み方」もしてみてください。なにか見つかるかもしれません。
0おはようございます。と、書き始めようとしましたが、この詩には どうやら たくさんのこどもたちの挨拶がありますね。おや、どうもどうも この『こども』という詩の 子供達は、天真爛漫であるかのように明朗な挨拶をしているけれど、けして 天衣無縫ではないようです。 地元民しか遊んではいけないテリトリーがあったり、なにやら巨大な船に乗る決心をしようとすることになるが、いままでは ちょい悪な遊びしかしてきてはいない。そして、たいていの比喩は海洋船でイメージされているが、最後には 西に倒れる列車にのっている。 個人的には、この詩の表題はむしろ『おとな』と、名づけるべきで 『こども』とは、大人を子供あつかいする仕組みを 批評しているのではないかと感じました。 余談になりますが、私の父と その父は、造船を生業としてました。軍需産業で有名な企業でした。 わたしは、こわいことを こわいとも言える こどもがいてほしいと おもいました。 舵取りは、おとなではなく、そんなこどもの意思の くめる大人であってほしいとも おもいました。 わたしは、そんな大人を 目指します。決意が できたのが、感謝です。ありがとうございます。
0絶叫調とも違う、独特な声の大きさを感じました。文章だけでいえば、極めて単純な内容なんですが、作品のギミックによって面白いものになっていると思います。 斜め読みですが。
0コメントありがとうございます! そうですね、これは「子ども」であり「おとな」の詩です。 「船」でも「舟」でもなく、「艦」。そして「西」へ行く列車。 技術は軍事から始まり、民間に落ち着いて欲しいですね。
1ありがとうございます! はい、そりゃもう、情勢的になんも言わせて貰えないので、高らかに叫びましたとも! 伝わって嬉しいです!(*^^*)
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