1気筒が2回動いて - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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1気筒が2回動いて    

それで一連とする 四回動くものもあるが どうにも物足りない 驚くほどにゆっくりと 途端に激しくどこまでも 山道を 枯葉を 泥を跳ね駆け上がる 一気筒が二回動いて それで一連とする もう二度と作られない恐竜の 一番小さなその塊に 私はそっと手を当てて 今日も足を踏み下ろす 古いままの塊と 新しくしつらえた光が とてもいびつに反射する その光が大好きだ もう二度と作られない恐竜の 一番小さなその塊に 私はそっと手を当てて 今日も足を踏み下ろす



1気筒が2回動いて ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 13
P V 数 : 1421.0
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 5

作成日時 2022-02-15
コメント日時 2022-03-20
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性20
前衛性10
可読性10
エンタメ00
技巧10
音韻00
構成00
総合ポイント50
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性11
可読性11
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合55
閲覧指数:1421.0
2025/04/10 07時58分01秒現在
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    作品に書かれた推薦文

1気筒が2回動いて コメントセクション

コメント数(13)
ふかお
作品へ
(2022-02-15)

若いころに、スズキのセピアZZに乗ってました。街乗りに最適でした。発進時にアクセルを全開にすると前輪が浮くバイクでした。2スト単気筒。

1
ふかお
作品へ
(2022-02-15)

1
ふかお
作品へ
(2022-02-15)

GS400Eと、ゼファーχにも乗ったのですが、50CCのセピアZZが最も楽しかったです。

1
かずや
かずや
ふかおさんへ
(2022-02-15)

コメントいただきありがとうございます。 最近、73年式のTS50を入手しましてこんなに2ストは楽しいものかと驚愕した次第です。 それだけ乗っていらっしゃるのに2スト50が最高とはやはりすごいものですね。 なんなのでしょうね。 鉄なのにとても暖かなのです。 血が通っているというのか人間臭いというのか。

0
羽田恭
作品へ
(2022-02-15)

恐竜の言い回しがいいですね。 それだけで雰囲気が伝わってきます。 絶滅しているというのもあるのでしょうか。 即興で長歌を返詩として。 絶滅の 恐竜に 踏み下ろし 一気筒二回 一連動き 跳ねる命よ

1
かずや
かずや
羽田恭さんへ
(2022-02-16)

コメント、長歌までありがとうございます。 無学にして返歌は叶いませんが感謝申し上げます。 恐竜も一時の気候変動で絶滅しただけで地球に暮らすことができない種ではないと思うのです。 何とはなくそんな悲しさを感じていただけましたら幸いです。

0
北川 聖「やすらぎの苑」発売中
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(2022-03-13)

僕は高校の時、2気筒に乗っていました。アクセルを上げると激しいレスポンスで応える2気筒が好きでした。でも高校3年になるとそれに疲れてきたんです。ホンダの落ち着いた4気筒に惹かれるようになったのです。それは高校生活の初めと終わりを象徴していました。

1
もとこ
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(2022-03-13)

バイクは原付しか乗れないけど、20代の頃にホンダのラクーンとかスズキのGNとかアメリカンっぽい2ストにまたがっていたのを思い出しました。バイクに乗ったことのない人には分かりにくいタイトルや内容。だが、それがいい。

1
かずや
かずや
北川 聖「やすらぎの苑」発売中さんへ
(2022-03-13)

コメントいただきありがとうございます。 乗り物を移動手段として使わず、ただ乗るために乗ろうとした時、とても魅力的に映ったのが2スト小排気量のバイクだったのです。 基本的にはとても効率のいいシステムだと思うのですよね。 ただ、洗練されているかというとそうでもなく、きっと現代の技術を使えばさらに素晴らしいものになるであろうに打ち捨てられたそのもの悲しさと、そしてそれが皆に「移動手段」として使われては確かに地球が持たないなあという後ろ暗さと。 そういうところが気に入ってます。 後、ホンダの4ストいいですよね。 私も時々通勤で乗っています。

0
かずや
かずや
もとこさんへ
(2022-03-13)

ありがとうございます。 書いてからひと月経った今では少し文言が甘いなあと気になるところもありますが、刺さる人に刺さってくれたら嬉しいなあと危険のない場所に待針を隠す気持ちで書きました。

0
もとこ
作品へ
(2022-03-20)

0
もとこ
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(2022-03-20)

ごめんなさい、ポイントの入れ方とか忘れていてあれこれやっているうちに空コメントをしてしまったようです。こちらのブラウザからだと動作が重くて操作のタイミングがずれちゃうんですよね。申し訳ないです。

0
エイクピア
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(2022-03-21)

ああ、バイクの事だったのですか。不思議な感じのする詩でした。バイクのエンジンに対して勉強して見たくなる詩だと思いました。一気筒とか一番基本的なところから学んで見るのがこの詩を理解する方便なのかもしれません。

0

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投稿作品数: 2