ディメンションのメンション - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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ディメンションのメンション    

思考を百次元にする。 おい山田、だいじょぶか? はい。 じゃあ、 その状態で最高次元をガラッと変えます。 いきなりなので気をつけろ。 よ っ こ ら せ 。 そうすると、 最も低い次元で引力変動が起きる。 それに伴ってさらにその下の次元には・・・ はい、吉岡ー。 はい正解。 より複雑で、早い波が、襲う、と。 ものすごい快感が伴う。 不安ではない。 快感だ。 多発する波は、打ち消し合うから凪になる。 具現化する。 パズルだ。 ひとつひとつのドットは、 さっきの概念。 その点を、 千二十四テラバイト集めて ウィンドウズに読み込ませる。 そうするとティッシュがもらえる。 それを今度は箱から出す。 出したティッシュは スタッフがおいしくいただく。 よく晴れた空を見上げる ここは、東京、池袋 アイスコーヒーを片手に クレヨンが嫌いだった 太い線では何もかけん クレパスならマシだ 色鉛筆ならいい ハイテックが、一番いい 吹奏楽部員の私を 美術部に誘う美術教師 彼のビジョンの私が、 全力で輝く世界を描いた しかし断る 好きだ。 繊細に、脳の近くで愛をささやく 音の世界が好きだ。 葡萄が引っ張り出される 空間の歪みから、 ぽいぽいと飛び出す 延々、続く 心地よい、律動がはしる 逆再生する 異空間に消える葡萄 ディメンション、揺れる ぽこぽこと音が立つ 静かに早く刻まれる衝動 だんだんと遅めく なにも分断しなくなった頃、 快感が現実に溶けて白む 朝だ。



ディメンションのメンション ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1166.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2022-02-14
コメント日時 2022-03-09
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1166.7
2025/04/14 19時09分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ディメンションのメンション コメントセクション

コメント数(1)
柳煙?
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(2022-03-09)

思考を百次元にするという狂人化に興味をそそられました。

1

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投稿作品数: 2