思考を百次元にする。
おい山田、だいじょぶか?
はい。
じゃあ、
その状態で最高次元をガラッと変えます。
いきなりなので気をつけろ。
よ っ こ ら せ 。
そうすると、
最も低い次元で引力変動が起きる。
それに伴ってさらにその下の次元には・・・
はい、吉岡ー。
はい正解。
より複雑で、早い波が、襲う、と。
ものすごい快感が伴う。
不安ではない。
快感だ。
多発する波は、打ち消し合うから凪になる。
具現化する。
パズルだ。
ひとつひとつのドットは、
さっきの概念。
その点を、
千二十四テラバイト集めて
ウィンドウズに読み込ませる。
そうするとティッシュがもらえる。
それを今度は箱から出す。
出したティッシュは
スタッフがおいしくいただく。
よく晴れた空を見上げる
ここは、東京、池袋
アイスコーヒーを片手に
クレヨンが嫌いだった
太い線では何もかけん
クレパスならマシだ
色鉛筆ならいい
ハイテックが、一番いい
吹奏楽部員の私を
美術部に誘う美術教師
彼のビジョンの私が、
全力で輝く世界を描いた
しかし断る
好きだ。
繊細に、脳の近くで愛をささやく
音の世界が好きだ。
葡萄が引っ張り出される
空間の歪みから、
ぽいぽいと飛び出す
延々、続く
心地よい、律動がはしる
逆再生する
異空間に消える葡萄
ディメンション、揺れる
ぽこぽこと音が立つ
静かに早く刻まれる衝動
だんだんと遅めく
なにも分断しなくなった頃、
快感が現実に溶けて白む
朝だ。
作品データ
コメント数 : 1
P V 数 : 1108.0
お気に入り数: 0
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作成日時 2022-02-14
コメント日時 2022-03-09
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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閲覧指数:1108.0
2024/11/21 22時48分00秒現在
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思考を百次元にするという狂人化に興味をそそられました。
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