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cat!!
僕が猫である夢を見た。 尻尾をぐるりと巻いて 地面に溶けていた。 なんだか心地よい気持ちで、 あなたの横にいる。 君の家など知らないが、 君のニオイはわかるのだ。 あぁ、春の匂いだ。 あなたの猫である夢を見た 幸せと君を共有していた。 瞳孔を細めて君を見る ザラザラの舌で キミを舐めずる キャッと驚く君を想像する あぁ。いい気持ちだ。
cat!! ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 876.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-12-08
コメント日時 2021-12-12
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして、こんばんは。弦響さんの詩を楽しませていただきました。以下は僅かですが感想です。 この詩には >なんだか心地よい気持ちで、 と >あぁ。いい気持ちだ。 のふたつの"気持ちよさ"が出てくるのですが、わたしの印象としましたは、何か違うところがあるのではないのかと思いました。 特に後者なのですが、二つ前の行に「舐めずる」とあり、そしてその舐める舌はわざわざ「ザラザラの舌」と書いてあります。 夢という暗い空間の中で、感覚も定まらない中で(例えばあなた、君、キミなど名称が定まらない)ザラザラの舌で舐めずるシーンを考えると、その相手が誰であろうが、わたしには何か【エロテック】なものを想起させられます。 そういうところから、この詩は単なる夢の中で猫になったそれではなく、そこからは何か変態的なものを感じて、大変面白く思います。 猫等の動物って人を舐めているとき、実は興奮しているのでしょうかね。はたまた猫に乗り移った人間の中に孕むエッチな部分が滲み出て仕方がないのでしょうか。どうなのかはわかりませんが、以上はわたしが個人的に読み取ってみた感想です。 大変面白かったです。本当にありがとうございます。
1だれもが一度は夢見る夢心地の猫かなと。
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