引っ掛け屋の路 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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引っ掛け屋の路    

広い一筋の真っ直ぐな道の真ん中に 黒いコート引っかけた片脚引きずる大男 傷を負ったのか生まれついてのものなのか 聞いてもみたいものだが胸倉掴まれ 天高く干された百舌鳥の餌の如し と成る見え透いてあらんかななんて だけどとっても気になる足の悪い大男 その真っ直ぐな道の直線遥か上空にはなぁ 下弦の月がうすむらさきの薄暮れに ぶらんぶらんぶらんさがってんだよ 連れてってくれそうな位の大男だよ 月の端っこまでね是非是非連れてけよ あんたの事少し叩いたりしてみせたら 怒ったふりして胸倉掴んで天空の お月の端っこさんにぶらんぶらん ぶらんさげて くれんのかよおお なあしょんべんする前に寝よか



引っ掛け屋の路 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1044.0
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2021-12-02
コメント日時 2021-12-06
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:1044.0
2025/04/13 13時48分55秒現在
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    作品に書かれた推薦文

引っ掛け屋の路 コメントセクション

コメント数(3)
エイクピア
作品へ
(2021-12-03)

片足引き摺る大男とはインパクト十分で、下弦の月が出て来る。天空まで連れてってくれるとは相当な妄想でしょうが、しょんべんとは大胆な単語だと思いました。

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長谷川哲士
エイクピアさんへ
(2021-12-05)

生後間も無く脚を悪くした父親の事を何となく想い出した瞬間があり、着想しました。父は大男では無かったし、軋轢も有ったので、余り良い想い出はないのですが。歳のせいでしょうか。それとも季節か。読んで頂きありがとうございました。

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長谷川哲士
さんへ
(2021-12-06)

図書館の前の路を歩く大きい浮浪者を見てとっかかった詩です。無意識下の思考、想像なのだろうと思います。なので時間構造が滅茶苦茶なのでしょうか。本人も驚いています。兎に角読んで頂きありがとうございます。

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