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Thinking Thing
吊り下がった青色のハンガー 叱る声が聞こえる 人々が悲しいと言うとき 何かを思い出している 自分に所属するもの 過去に自分を持っていたもの 白色のハンガーにつぶやく 瞳の中に何が見えるのかと 闇と火花と 暖かさと命 ボロボロになった体と切り刻まれたソウル 成長できない悲しさ 耳につくうらぶれた声 雨にうたれた心 いつまでも何かと 誰かとカップルでいられたらいいな
Thinking Thing ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1133.8
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2021-11-30
コメント日時 2021-12-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
魂の希求と言うよりはソウルが昇華できないもどかしだと思いました。青色と白色のハンガーがこの詩全体を支配して居る様なそんな感じもしました。
1吊り下がった青いハンガー。 が思い浮かび、それがゆらゆら わたしの中で揺れています。 わたしに思い浮かんだのは青いハンガー一つだけでした。 詩の最後の言葉が染みてきました。
1ハンガーにぶつぶついう詩というものですが、ハンガーにはどことなくソウルをかきたてられるものがあります。それにすらすがっていると言う情けない事も言えるのですが、言葉にしてソウルを呼び起こす試みをしました。骨子を捕らえていただけたこと、とてもとてもうれしいです。
0青いハンガーきれいですよね。最後の言葉を書けて良かったです。幸せになる方法は、そのレベルを気にしなければ、残されていることはあります。次へ行けるかが問題ですが。
1ボルカさんお久しぶりです!物体と心は最後の結びつきで、それでも前へ、ココロを耕していきたいです。せめて物事の納得に何かを賭けて求められればーーそんなことを、願った詩です。書いているときは、もっと素朴につくっていたはずでありましたが。
1成長できない悲しさ 成長してしまう悲しさもありますよ。
1人間としての成長は、経験や思い出などの後についてくると思います。成長してしまうと、若さを失ったりすることがあって悲しいと思えるのかもしれないですね。The byrdsの"younger than yesterday"や、ディランの"forever young"といった風であれるようにしたいです。悲しさが少ないようにあれたらいいです。
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