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うそつき
だだっ広いガーゼが二枚 銀河系の真ん中に、それはあった 上下のガーゼに体がくっつかないよう 用心深くガーゼの間を浮き進む 顔は紅潮するし呼吸も忘れてしまう ガーゼに触れるとまた涙が溢れ出る まだ泳ぎきったことはない だから同じ話を違った言い回しで何度も伝える 悲劇。同じ悲劇をときには早口で。 別の時には子どもを寝かしつけるように。 昨日は希望を語り今日は絶望を語った 同じ話だよ うそつきだから違う話と思い込めるの 夢を見てるの、うそつきだから もう終わりだよ、なんて言えないでしょう
うそつき ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 943.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-11-21
コメント日時 2021-11-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
わからないけどどこか知っている、小さいけれど巨きすぎる、意識の遠のくときのあの感覚が見えました。
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