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磁場
誰も君を見ていないだろう ドアノブを回せばその音が 君の時間を凍らせるだろう 君は絵画を手に取るだろう その重たさを思い出すだろう 君の心の通った重さ もう君は愛せない 磁場が足をからめとるだろう 浅い湖が裸足を欲するように 誰も僕らを見ていないだろう 窓枠にふれれば開け放したままのように 幼い風が通るだろう 二人を優しく汚すだろう
磁場 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 800.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-10-17
コメント日時 2017-10-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「浅い湖が裸足を欲するように」、この表現が素敵だなと思います。 裸足を欲している浅い湖を想像することで、 ここで描かれる「僕ら」や「磁場」について、まるで自分に発生している出来事のように感じられます。 「だろう」にどういう意図があるのかな、とか、 どうして「だろう」なのだろう、と、少し疑問に思いました。
0書きすぎたかと思って、削ったものです。 このテーマだから、油絵というより水彩くらいのものたりないさで、いいだろう、と 判断しましたが、少し迷います。 最後の連の飛躍が、甘さになるか、仕掛けになるか、少し気まずい感じを持っています。 主観と客観の彼岸を描いたので、 だろうなのだと、思います。 コメントありがとうございます。
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