天国 - B-REVIEW
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天国    

きみの笑っている顔が怖くて、おもわず距離をとる足どりは軽く、まるですでに知っていることがあった、みたいだ、日の暮れないうちに詩人が働くと聞いて、天使の居場所は真上から少しだけずれていた、ここで丁寧な暮らしのことを想うよ、マイペースに降る雨をひとつひとつ避けて、海にたどり着けるひとすじの道、空気のよどみの予感を残して、空が落ちていく先の色味は舌に残る印象だった、感情が派生した声をあげたい、そんなメモは繊細な色の折り鶴でした、来週は天国にいる予定です、過去の未来はもう完成されて、みんな逆さの子宮でぼくたちを待っています。


天国 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1216.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2021-09-30
コメント日時 2021-10-23
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:1216.4
2025/04/10 01時40分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

天国 コメントセクション

コメント数(4)
楽子
楽子
作品へ
(2021-09-30)

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エイクピア
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(2021-09-30)

詩人が働くとか、天国と言うフレーズや概念(単語)に惹かれました。マイペースに降る雨は何かの比喩や暗喩であろうか、空が落ちて行く先の色味が舌に残る。過去未来と言う現実。逆さの子宮とは死の事であろうかと思いました。

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高代 あさ
エイクピアさんへ
(2021-10-01)

私は書くことで詩を作るタイプだと思っているので、書かれたものがなにを意味するのか、明確にはぜんぜんわかりません。読み手各位にお任せする形となります。 ですが、私の書いた詩のフレーズや単語の選択になにか惹かれるものがあったとしたら、それはとても嬉しかったり、光栄なことです。コメントをありがとうございました。

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yatuka
yatuka
作品へ
(2021-10-23)

天国というタイトルですが、書かれていることは現世ですね、 ひたすら自分の足で歩いていくような。翼をひけらかすものはなく、 雨に濡れたり、落っこちてきた空を舌で感じ取ったりと俗物的です。 そしてかつての天国が新たに産まれた最中で、逆さの子宮から兄弟(天使ですかね)たちがうまれてくる。 こんな天国もあるんだな、と見聞録を垣間見た印象です。

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