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天国
きみの笑っている顔が怖くて、おもわず距離をとる足どりは軽く、まるですでに知っていることがあった、みたいだ、日の暮れないうちに詩人が働くと聞いて、天使の居場所は真上から少しだけずれていた、ここで丁寧な暮らしのことを想うよ、マイペースに降る雨をひとつひとつ避けて、海にたどり着けるひとすじの道、空気のよどみの予感を残して、空が落ちていく先の色味は舌に残る印象だった、感情が派生した声をあげたい、そんなメモは繊細な色の折り鶴でした、来週は天国にいる予定です、過去の未来はもう完成されて、みんな逆さの子宮でぼくたちを待っています。
天国 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1150.8
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-09-30
コメント日時 2021-10-23
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩人が働くとか、天国と言うフレーズや概念(単語)に惹かれました。マイペースに降る雨は何かの比喩や暗喩であろうか、空が落ちて行く先の色味が舌に残る。過去未来と言う現実。逆さの子宮とは死の事であろうかと思いました。
0私は書くことで詩を作るタイプだと思っているので、書かれたものがなにを意味するのか、明確にはぜんぜんわかりません。読み手各位にお任せする形となります。 ですが、私の書いた詩のフレーズや単語の選択になにか惹かれるものがあったとしたら、それはとても嬉しかったり、光栄なことです。コメントをありがとうございました。
0天国というタイトルですが、書かれていることは現世ですね、 ひたすら自分の足で歩いていくような。翼をひけらかすものはなく、 雨に濡れたり、落っこちてきた空を舌で感じ取ったりと俗物的です。 そしてかつての天国が新たに産まれた最中で、逆さの子宮から兄弟(天使ですかね)たちがうまれてくる。 こんな天国もあるんだな、と見聞録を垣間見た印象です。
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