屏夢 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

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終着点

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yasu.na

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afterglow

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たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

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羽田恭

誰かがドアをノックしたから

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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あなたが出発していく 光あれ

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どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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屏夢    

淡く溶ける雲を見つめる丘の赤い家。流れる夜の一角で、ヴァイオリンの細い音色が沈黙と柔らかく共鳴する。燦めく風が忘却と共に揺れ、そこには檸檬という名の夢が確かにある。ただ湖面に映る月のようで確かにそこには無い。膨張の繰り返しが透明なまま私を引っ手繰り、呑み込み、纏めていく。私は少女を殺した。寒さは優しく問う。私は火照る少女を殺した。美しい雨が一体に止む。私は啜り泣く少女を殺した。土の予感に無数の花が咲く。私は萎れる少女を殺した。永遠は既に終わりを知り、光を運んでくる鳥たちが青く鳴く。私は散りゆく少女を殺した。それから空間は張り裂け、無意味な世界が始まった。嗚呼ユーラシア。


屏夢 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 14
P V 数 : 1697.3
お気に入り数: 2
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2021-09-21
コメント日時 2021-09-26
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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閲覧指数:1697.3
2024/11/21 23時15分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

屏夢 コメントセクション

コメント数(14)
きょこち(久遠恭子)
作品へ
(2021-09-21)

言葉が綺麗です。美しいリズムが流れるような感じで、気持ち良く読めました。 少女を殺した、と繰り返し書かれていますが、それさえも淡く美しい幻想のようで私は優しい気持ちになれました。

0
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きょこち(久遠恭子)さんへ
(2021-09-22)

コメントありがとうございます。 殺した、がご気分を害さなかったなら本当に良かったです。 また、夜や夢が静かな癒しとなることもある、と思いました。 コメントとても嬉しかったです。

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湖湖
湖湖
作品へ
(2021-09-22)

創作らしい創作だなぁと言う印象です。私のことを書いているかのような類似点がありびっくりどっきり、凡庸なはずはないが、遠目から見れば何事も、ある程度、凡庸なのだろうな、と自分を笑いました。少女を殺さずなんかアプローチしたほうがお話が個性的になるかな。

0
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湖湖さんへ
(2021-09-22)

コメントありがとうございます。 どうかご自身を笑わないでください。この詩は僕も凡庸だと思います。 「私は少女を殺した」を繰り返すことでより強く届くようにしたかったのですが、逆に弱めているように感じます。また、少女を膨らませていっても凡庸は抜け出せないような気がします。やはり、新しい前提、方法を模索していくしか無いですね。もっと厳しく。 よくあるような詩を読む時こそ、どこに違いを見出すか、感受性が試されているような気もします。人間皆似ていると言えどもそれぞれ、背景の環境、思考、歴史の深淵が広がっていると思うので。(上手く言えないどぇ)

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ザルツ
ザルツ
作品へ
(2021-09-23)

生きている人間一人一人の夢の中で、これほど優雅で壮大な世界があるのだなぁと思うと、脳が我々に見せるスクリーンの画素、大きさの不思議について考えずにはいられません。 夢が終わりに近づいていき、少しづつ意識を取り戻す情景を 「永遠は既に終わりを知り、光を運んでくる鳥たちが青く鳴く。」でとても素晴らしく表現されていると思います。 また、最後「嗚呼ユーラシア。」で作品の魅力が大きく増したように思います。 けして留まらない幽玄な夢の記憶を上手く捉えられていてとても面白かったです。

1
ザルツ
ザルツ
作品へ
(2021-09-23)

生きている人間一人一人の夢の中で、これほど優雅で壮大な世界があるのだなぁと思うと、脳が我々に見せるスクリーンの画素、大きさの不思議について考えずにはいられません。 夢が終わりに近づいていき、少しづつ意識を取り戻す情景を 「永遠は既に終わりを知り、光を運んでくる鳥たちが青く鳴く。」でとても素晴らしく表現されていると思います。 また、最後「嗚呼ユーラシア。」で作品の魅力が大きく増したように思います。 けして留まらない幽玄な夢の記憶を上手く捉えられていてとても面白かったです。

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ザルツさんへ
(2021-09-23)

コメントありがとうございます。 人間は一生のうち、ほぼ6年間は夢の中で過ごしているらしいです。時々夢は物凄いものを見せてくれるときがあって、どんな芸術も霞んでしまうと思うこともあるほどです。僕は起きている時もボーっとしてると夢を見ることがあって、とても不思議なんですが、現実の世界とは別に夢の世界は常に進行してて、たまに意識上にででくるのだろうと、思っています。予知夢などは信じていませんが、現実とも深く関係していて、バランスをとっている事は確かでしょう。 神様は夢の中にいるかもしれないし、愛や狂気などの簡単に理解できない感情もそこから来てるのかも、ですね。美意識だって・・・。 現実では、悪夢に苦しめられることはあっても直接夢のせいで死ぬことは無いので、安心して夢の世界に入れます。想像力は無限大であることの証明ではないでしょうか。 なんか語ってしまい失礼しました。 具体的に良いと思った所を挙げて頂き、嬉しいです。 ユーラシアって幽玄っぽいですよね!

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湖湖
湖湖
作品へ
(2021-09-23)

あなたの詩が凡庸だ、と感じたわけではないんですよ、失礼になってしまったのでは、ごめんなさい。ただ、類似点があまりにあるので、つまり、私は人が想像するような類型を持っている、とショックだったのです。赤い丘の上の家で特別な思いで檸檬の木を植えて猫を飼って暮らし、森と湖を思う暮らしをしてるので。少女じゃないだけですね。( ´艸`)

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湖湖さんへ
(2021-09-23)

湖湖さん、 誤解してしまってたのですね。類似点ってそういうことか、と納得がいきました。 詩的な、穏やかそうな生活、憧れます。

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YUMENOKENZI
作品へ
(2021-09-24)

蝋来さん、こんばんは。 ミステリアスなタイトルに引かれ、あなたの夢の中へ... 鮮やかな色も、聞こえる音も、揺れる風も、詩人がうたえば魔法の言葉のように流麗だ。 投稿された作品ごとに、スタイル、雰囲気が異なっていて、どれも面白くて、巧いんだな。 私は、スタイルも、詩も、「きゅうくつな空の下」が、すごく好きです。

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YUMENOKENZIさんへ
(2021-09-24)

こんばんは、YUMENOさん。 実はタイトルが一番気に入ってます(笑) 言葉が綺麗に届いたのなら、良かったなあ。 過去のものまで読んで下さったのですね!! 出来ることは色々やってみたいです。 「きゅうくつな空の下」は初めて書いた詩でドキドキしてたので、少し自信になります。 面白かったって言ってもらえるのが何よりも嬉しいです! 

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湯煙
湖湖さんへ
(2021-09-25)

どこか東ヨーロッパあたりの乾いた空気感が漂っているような寓話や神話をイメージします。 溶ける 柔らかく 啜り泣く 火照る 萎れる などの表現が読み手を無意識に引き込ませる工夫のようにも感じました。 >私は少女を殺した。 唐突な告白の始まりにミステリー作品に変貌したかのようなインパクトがありますね。そして繰り返し告白がなされる。私が私を殺している、少女も私を殺している、そうしたポリフォニーの重なり合う二重写しの人格や声のようにも思われました。 最後の、嗚呼ユーラシア はよくわかりませんが、晴れ間のような明るいおかしみやユーモアに近い感覚でしょうか。これもまた唐突な締め方がなされて小品ながら緊張と緩和が効いていますね。  

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湯煙
ْさんへ
(2021-09-25)

*先程上げたコメントを湖湖さんへ返信してしまいました。失礼しました。 以下、同様の私のコメントを作者の蝋来さんへ返信いたします。 どこか東ヨーロッパあたりの乾いた空気感が漂っているような寓話や神話をイメージします。 溶ける 柔らかく 啜り泣く 火照る 萎れる などの表現が読み手を無意識に引き込ませる工夫のようにも感じました。 >私は少女を殺した。 唐突な告白の始まりにミステリー作品に変貌したかのようなインパクトがありますね。そして繰り返し告白がなされる。私が私を殺している、少女も私を殺している、そうしたポリフォニーの重なり合う二重写しの人格や声のようにも思われました。 最後の、嗚呼ユーラシア はよくわかりませんが、晴れ間のような明るいおかしみやユーモアに近い感覚でしょうか。これもまた唐突な締め方がなされて小品ながら緊張と緩和が効いていますね。  

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湯煙さんへ
(2021-09-26)

コメントありがとうございます。 東ヨーロッパですか! 確かにあそこら辺の風景が好きです。チェコ、ルーマニア、とか。 夢の唐突さ、や執拗な感じをイメージしていました。 ポリフォニー、みたいなのには関心があります。私は、何を殺したのか、何に殺されたのか、曖昧に、少女が見えるような。 最後はそうですね、遊びに近い感じです。余韻が欲しかったんです。また、緊張と緩和はけっこう気にしている所です。 お読みいただきありがとうございました。

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