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便り
凍えた アダムの小声、は語るに忍びなく やはり わたしはわたしを語るより他なく 泣く 失くす 失くすことで手に入れた わたしの辞書には 恋 の項目があり 秋にはふと読みかえし すぐ閉じる、 ──残酷、 とあったから。 返事ないのは良い便り として わたしは待ちすぎてしまった その間いくど おとしいれられたか いくど 苛められたか ‶生きるのは忘れること〟 そんなことも忘れそうだ 感情が 平坦化しているからわたしは石と同等だった 大人として扱ってください 介抱してください と モールス信号を打ちつづける寝室 冷えて キンキンと 頭痛がする から、罪を孕んでいたわたしに 白色の風という手紙が来る
便り ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 913.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-09-19
コメント日時 2021-09-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文