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こもる
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作品データ
P V 数 : 882.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-09-12
コメント日時 2021-09-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩として成り立たせようとする時の、 変則的な言葉の使い方ともまた違った、 硬質な感じが全体にしますね。 噛み砕いて読むことが出来ない。 振り下ろす、撃ち抜く、刃物、刺す、 病気、罪、とネガティブに揃っている所が、 怖いといえば怖いかもしれない。 でも、わらっている君に、いいよね?と、 何を求めたのか気になってしまう作品でした。
0ネンさん、ありがとうございます。 硬質ですか? なるほど、前にも別の方に硬いと話しがあったので、硬質なのかもしれません。 自分ではむしろやわらかくなるように気をつけているのですが、二人の方から硬いという指摘があったので、これはよく見返してみる必要がありますね。 これなんですけど、cold fishさんが「空想の戦争体験」を裏テーマとして詩を書いたというのを読んで、自分が戦争を書いたらどうなるかな?と思って書いたものなんですよ。 自分にとって戦争というと、憎しみがあって、それがコロナにつながっていったという感じなんですけど。 だいたいどういう感じの話か説明してしまいますと、君を戸口で待っているというのは、殺そうとして待っているんですよ。 しあわせそうにわらっている君を。 不幸な僕が。 高等部で撃ち抜かれたというのは、もともと後頭部を撃ち抜かれたというのをちょっと書き換えてみました。 この世の春を謳歌している(ように見える)君を、春を喪った僕が逆恨みしていると言ったらいいでしょうか。 「いいよね?」というのは、率直に言って、殺してもいいよね?ということなんですけど、狂っていると言えば狂っていますね。 ただ、結局のところ、殺せない。 それが僕の答えというか、僕は戦争になっても人を殺せないと思う、たぶん。 それでも自分のなかに憎しみはあって、その憎しみの想いがコロナという病気になる。 そして、コロナがいつか「君」を殺すかもしれない。 それはやっぱり罪だな、と。 個人的に最後の一行はけっこう気に入っていて、これを書くためにここまで書いたのかもしれないと思うくらいに。 というのは、この一行は自分でもどういう感じかうまく言葉で説明できないからです。 言葉を寄せてくださり、ありがとうございました。 もっと時間をかけて丁寧に書いていった方がよかったかな?とか、自分の勉強の足らなさとか、色々気づけました。
0撃ち殺せなくても、振り下ろせなくても、コロナに横からさらわれようとも、 殺意と罪深さは主人公を苛むでしょう。 殺さなければならない少女に狙いを定め、引き金よりもとっさに言葉を選び、 命を賭け何を争うのか、人は血走った目で武器を手に物陰へ隠れる。 主人公は武器を持て余しながら、ただ治らない病の責任の一端を担って引き金に指を置く。 幸せで柔らかく軽い君の細腰に、凶弾一発撃ち込んで終わり。なのに、 何も出来ないでいるのは善人だから? 憎しみを帯びた人間の淀みが好きです。 殺伐とした光景です。戦争は知りませんが、 奪うだけ奪って残さないなんてよくあることだからなあ。
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