僕は疲れているからと曰っている時
白百合の咲ける根を燻らせる心を
灯溜まりが照らして繰れるから
僕は彼の仔を見付けて片隅で立ち竦み
胸が騒いでいる時の思い出を
燻りが働いている事も受け入れずに
僕を独りで回游する匂いにむせながら
暗がりで寂しさを待っている
唯、僕は水掛け論を繰り返す生活の中で
雨の日の虚しさに気付いている誰かを
明日の朝は見付けられるだろうかと
指先の汚れを洗い落としている様な
繊細な意思の方が大切だろうねと
素直な方の自分に言い聞かせて
成人教育を完全にするのさと
そんな思いに耽る僕を言い表している
彼の仔は僕をつまらない奴と
思っているかもしれないから
僕はのらりくらりとこの心を捧げようと
思っている、今日も雨が降っている
何時も彼の仔を思い出している僕に
雨の日は何を思って鳴いていたのと
今日も考え倦んでいるから
作品データ
コメント数 : 2
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作成日時 2021-09-01
コメント日時 2021-09-01
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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2024/11/21 22時54分42秒現在
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曰っているとは独特な言い方だと思いました。水掛け論やむなしさ、指先汚れを洗い落としていると言う比喩。雨が降っている意味。雨の日の鳴き。彼の仔は動物なのだろうかと思いました。
0正解にゃんよー。♪(o・ω・)ノ)) 曰っている(おっしゃる)のは、俺様的なわしからわしにじゃけんよー。 ♪~(・ε・ )
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