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行軍の名月
名月は 明るく 丸く照る 兵士たち 行軍の 足軽く 八方に 光 闇夜に 月 優しい月 やわい光 空を見ない 兵士たちへ 注ぐ 見えない前 見据える兵士 少しの月明かり 気がついたら 十五夜満月 明々と 気がついた 兵士たち 足止めて 照れかくして おぼろ月
行軍の名月 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 863.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-10-03
コメント日時 2017-10-10
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
すてきです。明日は、十五夜ですね。 今日、読めてよかったです。
0「八方に光」とあるわりには「見えない前」、月の煌々とした光と暗き中をゆく兵士たちのそれぞれの情況がいまいち噛み合わずあまり読み取れなかった
0戦場の兵は月明かりの下では進まず、新月のような闇夜を狙って攻撃を行うと聞いたことがあります。影による気配を察知されないためかと思うのですが。 戦場の気のせいか神経が昂り月の存在に気がつかないままでいたという、そんな感想を持ちましたが。誤読かもしれませんが。 最終連の照れをかくしのあたりは人間性が照らし出されたといったところでしょうか。
0仲程さん、こんにちは。 ふとみんなが月を見上げたら、雲に隠れてしまった。まるで照れ隠しみたいに。 という光景のつもりでした。 気に入ってくれたら、ありがたいです。 るるりらさん、こんにちは。 こちらでは大雨で月は見る事ができそうにありませんが。 そう言ってくれるとなによりです。 祝儀敷さん、こんにちは。 確かにそう思われても仕方ないですね。そこはもう少し何か出来たかも。 ただ、これ実体験で明るい満月の下でも、そこまで周囲が見えないと感じた事があったのです。 影がかかったりしたら特にそうでした。 湯煙さん、こんにちは。 自衛隊時代に満月の下で行軍した事があります。 その体験からこの詩を書きました。 本来の攻撃ではより闇夜を利用するのでしょうけど。 最後の連は仲程さんへの返事にも書きましたが、擬人化と思ってくれれば。 人間性が照らし出されたとも言えますね。
0戦時中に、ある種の「戦争詩」として書かれた短歌に、満月に照らされた病馬を捨てていく、という歌がありました。 戦場の非情さを描くことによって、体制側に対しては「情を切り捨てて、我らは戦いに行くのだ」という姿勢をアピールしつつ(そうせざるを得ない状況があった、わけでもありますが)実際には、戦場の悲惨を訴える詩として読んだ記憶があります。万が一、に備えて装備したり訓練したりしつつ、その万が一は絶対的に避けたい、避けてほしい、と願いつつ・・・
0まりもさん、こんにちは。 万が一に備える、でも出番が無いのが最も良いんですよね。 置いていかれた満月に照らされた病馬は、何を思ったのか。 十五夜の下でどこかの部隊の人は、行軍していたかもしれません。何を思ったのか。 これからも何も無ければとは思いますが。
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