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ある思い
記憶に架け橋をかける あの記憶とこの記憶と そうして点が線になっていって 気が付いたら思い出になっていた その時はなんとも思わない その一瞬を逃さないようにしているから でも逃しちゃうのだけれど 全部拾いきれないのが人生なんだと 絶望しないように蓋をする ある時ふと思い出す 何もないと思っていた自分に なぜだか意味ができたような気がして 無性に嬉しくなる思い出 何もない人なんていない 辛いことも 嬉しいことも 悲しいことも 楽しいことも その人の中にちゃんと隠れている ついつい恥ずかしがって出てきてくれないだけ 自分には何もないのかも知れないと 悲観的になる必要はない 君の中にちゃんとある だから自分が愛に溢れていたことに 自分が逢いに溢れていたことに どうか気づいてあげてほしい こんな大層なことを言いながらも いつも気づいてあげられているわけじゃない もしかしたらいつも思い出さない方がいいのかも たまに思い出すからいい 偶然思いつくから 寝る前のある瞬間に あ、僕は一人じゃないやって そういう風に見つけたい 見つけてくれたらなと思う だって味気ないから 毎日思い出してちゃ たまにだから良いの たまにだから 終わり
ある思い ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 829.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-08-11
コメント日時 2021-09-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
貴重なご意見ありがとうございます。 自分で書いたものについて誰かから意見をもらうことなどほとんどなく、これまで好きなように書いてきました。 そのため、自分が楽しければよく、他者(読者)に対しての意識というものは全くと言っていいほどありませんでした。 これからは読者を意識して書くこともしてみようと思います。 貴重な視点をくださり、ありがとうございました。
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