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水の声
水の声 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1432.9
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-08-06
コメント日時 2021-08-10
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ユラユラ揺れる水面みたいな不思議な爽やかさがありました
0コメントありがとうございます。 爽やかさを感じていただいて幸いです。
0結局、水の声って何なのでしょう。それを知るために、水、と、声というのが主語となって語られています。 「水は」という主語が結ぶ先は「あなたの口を潤」すのであり、「声は」という主語は「浜辺と浜辺をつな」ぐという役割を担っています。水が口を潤すという、声を発するための器官ときちんと結ばれているのが丁寧だなと。 目、手、尻子玉といった器官も出てくるのですが、この作品内で繰り返し使われているテーマが「時間」に関するワードであって、「歴史」「戦禍」「永劫」とあり、最後は「薫りも消え始める頃」というやはり「時間」を指し示す言葉でしめられています。それらを包括するのが「水」であり、「声」というのは形を残さず消える一瞬のものながらもそうした「時間」を繋ぐものとしての役割を果たしているのでしょう。 つまりは「水の声」そのものは一瞬のものとして、そして形を変えるものとして在るのですが、「水」そのものはそこに在り続けて「歴史」を証明しうるものであるということ。この作品の終わりは始まりに繋がっていて、「月下香の薫りも消え始める頃」が過ぎ、消え去った後に出来ることは再び「水の声を聴く」ということ。この循環構造がまさに「歴史のさざなみ」になっているのかなあと。
1水、は自分のなかで無意識だとか魂だとか、そういう象徴だと思っていて、なかたつ氏の仰られるとおりそれは一瞬のものだと考えます。循環構造は意識していたので読み取っていただいて嬉しいです。コメントと感想ありがとうございました。
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