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世界の果てで眠れぬ夜
昔々の遠い昔。 富のない男だからと見捨てた女がいた 金がない男は心も貧しいと 吐き捨てるように彼女は言った 心ないのが真実なのか? そんな言葉が僕を突き刺す おそらく話は簡単だ 心はもう枯れていたんだ 愛はもう消えていたんだ 金を求めて女を求めて今夜もさまよい歩く 夜の街の帝王と呼ばれた勘違い野郎が 人生の野望に敗れ去り 無残な男はただ一人 この世の果てでさまよい歩き 部屋の片隅で打ち震えてる 傷ついたのは誰なのか? 恐らく自分勝手な僕でない 傷つけた分僕は自分を苦しめる もし女神がいるのなら もう一度微笑んでさえくれるのなら 許しの言葉は虚しく消えて 涙にくれてそして心が血を流す夜も 一人愛の幻を追いかける そして愛はもう消えた…もう届かない… 嵐の先にこの砂漠に星が瞬く日が来るなら 眠れぬ夜も終わりが来るのか? 神の許しの眠りにつけるまで…
世界の果てで眠れぬ夜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 889.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-08-05
コメント日時 2021-08-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして。 金と性という、人間の欲望丸出しでさまよう夜。そのなかででも、どこか繊細さもかんじて、豊かな機微のある作品だと感じました。
1チズさん、素晴らしいコメントありがとうございます!昨夜なんとなく閃いて紙にペンを走らせていたらこんな稚拙な詩になりました。人生金じゃないとか綺麗事はいくらでも言えるかもしれないけど、私は得た先に語れることも多いと思うのです。また失った先に何が見えるかも…。愛は金じゃ買えないのも真理でありますが、全てを失った後には神に祈るしかないのも人間の弱さなのかなあと感じたりします。
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