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バナナ観察
雪崩のように均一な世界なんだと 蹲りながら考えていました 暑さに弱いクチナシの花は 蕾を結んだまま部屋の中で存在感を増しています 話したい、はなしたい、離れたい、放たれない (でも、そんなに嫌じゃない) (あなたがこうして気にかけてくれるから) 開かれたままの眸はバナナ 死んだ香りを閉じ込めて南米に出荷される夢を見よう
バナナ観察 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1862.9
お気に入り数: 2
投票数 : 3
ポイント数 : 6
作成日時 2021-06-24
コメント日時 2021-07-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 4 | 4 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 6 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 4 | 4 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 6 | 6 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
面白い詩だと思います。バナナとその感情を結びつけることのできる感性が素敵です。
0枯れかけのクチナシがまるでバナナのように見えたことから、この詩が生まれました。いつもと少し趣向を変えて書いたので、面白がっていただけて光栄です。
0こんにちは三浦果実です。 果実と名乗ってる関係上、果物が出てくる作品には必ず目を通してるんです。 で、うわあこの作品は私宛てに書かれてるってほとんど頭おかしい感想を時に持つんです。この作品がまさにそれでした。
0こんばんは。自分に向けて書かれたと思ってもらえるのは、詩の醍醐味の一つだと思っています。 そういうことではないのかもしれないですが、バナナを登場させた甲斐がありました。 ありがとうございました。
0よく分からない。僕の詩で「白い固定電話」という固定電話のフォルムにただうっとりする男を書いた作品があるのですが、それに近いものを感じました。バナナに意識、魂のようなものを与え夢想する。悪くない。ただそれだけでは物足りない加えて描写が足りないようにも僕には感じました。その点僕の白い固定電話に近いかもしれません。
0跳躍はすごく意識したので気付いていただけて嬉しいです。普段は少し寝かせるのですが、習作も兼ねているのでこれはすぐ発表しました。
0これはどちらかというと花にバナナを重ねています。他にも二重三重にイメージを重ねています。……とはいえ、物足りないと感じるのもそうだな、と納得します。井上陽水に「白い一日」という陶磁器≒すきな人を一日中眺めるという歌がありますが、マインド的にはそれに近いですね。読んでくれてありがとうございました。
0ああ、それは自分でも全く気付きませんでした!!「音喩」、いいですね、いいです。
0タイトルがすてきだと思いました。
0ありがとうございます。一緒に観察しましょう。
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