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moment_memory
言葉や音符の鮮やかな芳しい匂いを残して冬は去っていく。断定的に云える事は唯一ある。それは誰もが死という経験からは逃れられないという事です。拡散した花袋はまるで死という決定的な殺人を許可するような、闇市場で売られてる孤独という名状しがたい抽象的な暗号を、嵐のような激しい、グチャ、グチャ、忙しい不安定な気温、環境が一変し、いきなり太陽が差してくる。雲の切れ間からです。そうして四季は忽然と何事も無かったかの様に現世に姿を見せ当たり前の様な姿を持って王冠を被り玉座に座るのです……、ああ、あの審判が下された全く新しい感情、脱獄に似た解放、入獄に似た解放…。アンニュイな笑顔で私を見て欲しい。その天才的な悪道を持って私は貴方のすべてを肯定します。 これは半年前に書いた物語である。それからの私はてんやわんやとし、どうにかこうにか生き残った。同じように生き残った方、自殺した方にへと葬いも含めた文章である。南無。
moment_memory ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 822.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-09-27
コメント日時 2017-09-28
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
散文詩のようであり、随筆のようでもあり、覚え書きのようでもある。冒頭に言葉をポンポンと宙に浮かべたと思ったら、突如、こちら(読者)に顔をぐいっと近けて、ですます調で語りかける…。一直線に並んだ文章が破城しかけているようで、でもそれは作者が嗾ける仕掛けであって、その断層から妙に説得力のある情景が地下街の蒸気のように浮かび上がってくる。グロテスクと品格の衝突。錯乱すらも様式に回収される。我々は、常に記憶に繋ぎとめられているからだ。創作と経験をイコールで結ぶことは無意味だ。書くという行為、それ自体が経験なのだから。 初めまして。拝読して、思ったことをつらつらと書き連ねてしまいました。 お気を悪くされたのならごめんなさい。 フラニーとゾーイーをオマージュされた「サリンジャーに捧ぐ」と題された作品も、その後の作品も、スラスラと読めてしまいました。(音とリズムが小気味好いからでしょうかね。)別々の作品にも関わらずどこか低通しているようで…まるでナイン・ストーリーズのようでした。連投は避けるようにと、ガイドライン上には書かれていますが、そのような効果を狙ったものなのでしょうか?どちらも面白く読めました。(小説の場合なら、この褒め言葉は的はずれにはならないですよね…)でも、私は、個人的には、こちらの作品が一番グッっときました。 こんな感想を書くことで、三つの作品の繋がりと、その配置を壊してしまうようで忍びないですが…。
0天才詩人様。 誠に申し訳ありませんでした。ツイッターにも書いた通り、無題のを取り下げて頂いて結構です。今後とも宜しくお願い致します。
0mu様 今回批評ありがとうこざいました。単純に、コメントして下さって嬉しいです。今は健康上態が良くない為、しっかりとは読めませんが、明日の昼間にでも、必ず読みますので宜しくお願い致します。今は、書けないんです。ごめんなさい。失礼致します。
0mu様 度々申し訳ありません。ナインストーリーのようだった。と書いておられますが、大変、大変嬉しい限りです。サリンジャーは僕の大好きな作家の1人です。連投は意図的ではなく、ただ、ガイドラインを読んでなかった、僕の不注意です。前のコメントでも書きましたが、僕は体調不良により文章を書けなくなってしまいました。また次作を読んでくだされば幸いです。
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