誰も彼もが天国へゆくらしい - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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羽田恭

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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誰も彼もが天国へゆくらしい    

天国は破裂してしまへ 等しく破裂してしまへ すべて頭陀袋にしまへ 頭陀袋のなかでみえない 金魚鉢を泳ぐデメキンに逢う 眼を閉じてごらん、と口ぱく だれもがてんのかわのなか めをあけていきいそいでいる でめきんてしゃべれたっけか 頭陀袋のなかすべて等しくミクスチャされる テクスチャーは均質化されて忘れられたのだ 綺麗に刈られた芝生の上で天国ごっこしてた 真夜中に喉が渇き目を覚ませば  頭陀袋が月に被せられてくらやみ かくれんぼしよう、デメキンが  ぷかぷかあかいおべべで笑ってる かくれんぼしよう、しばふのうえ あまのかわ、きんぎょばち、たいくつ なしんぶんのもじのはざまをぬけて 誰も彼もが天国へゆきたいらしい 天国は破裂してしまへ   等しく破裂してしまへ     さぁ、はやく、しまへ       すべて頭陀袋にしまへ さっさとねむりに  おちて    頭陀袋 になれ 眼をしまへ     それなら   天国も地獄もありゃしない



誰も彼もが天国へゆくらしい ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1928.3
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 12

作成日時 2021-06-08
コメント日時 2021-06-18
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性11
エンタメ11
技巧33
音韻00
構成33
総合ポイント1212
 平均値  中央値 
叙情性1.31
前衛性00
可読性0.30
 エンタメ0.30
技巧11
音韻00
構成11
総合43
閲覧指数:1928.3
2024/11/21 22時45分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

誰も彼もが天国へゆくらしい コメントセクション

コメント数(11)
よびな
作品へ
(2021-06-08)

この詩を読んでの感想です 天国は破裂してしまえがなんだか爽やかな感じがしました。 死んでからのことを話すのは難しいなあと思います。死ぬまでのことを話すのも、難しいですが。死は近すぎたり遠すぎたりするように思います。

0
ほば
よびなさんへ
(2021-06-08)

死とか生を語ること自体は難しくはないでしょう。その内容の良し悪しはともかくとして、自ずと文章に向き合って上手い下手や見栄を廃せば、実のあるものが書けると思うのです。そこに勝手に人の生は宿るでしょう。 後、余談?ですが死語のことを考えられるのは人間だけなんじゃないかな。それって凄いことですね。あ、宗教の勧誘とかやないですよ。ただそう感じることが最近多いだけです。

2
よびな
ほばさんへ
(2021-06-08)

返信ありがとうございます 私は難しいと思います。私は死ぬのがとても怖いのですが、私に分かるのは死ぬのがとても怖いということだけで、死とはどういうものだということはやはり分からないのです。 動物が自分の死を知らないで生きているとしたら、それはそれで面白そうですね。

0
ほば
よびなさんへ
(2021-06-08)

死ぬのが怖い、のは生き物として当然だと思います。後、動物は自分の死を知らない、というよりは死語の在り方を考えられないという意味です。死、かはともかくとして生命への危機は遺伝子?レベルで感じるんじゃないすかね。 なんで怖い、とかそれを踏まえて生てなんだよ、と問いかけることが必要なんやないかと思います。 あ、このコメントは作品をトップにあげないにして行ってます。話し合いはいいけど、他の作品が読まれるように配慮するという意味合いです。では。

1
三浦果実
作品へ
(2021-06-08)

最近、私もやっとわかってきたんですが、詩って、作者が作ってるときの頭のなかの思考を、読む人は楽しまなくてはいけないんですよね。わからないですけど、たぶん。それ当たりであれば、今作はこれでいいように、おもいました。

0
ほば
さんへ
(2021-06-08)

こんにちは。 リズム、や仮名遣いなどたぶんいまできる事を詰めこんでみた作品ではあります。上手くいっているようで嬉しくはあるのですが、そのちょうど良さをぶっ壊さないと先もない気がしています。ただ、まぁ、いまはこれが精一杯。

0
ほば
三浦果実さんへ
(2021-06-08)

前作に頂いたコメントもですが、何かみうらさんのなかで積極的な否定でないにしろ素直な肯定でもないものが、もやもやしてる気がします。今作はこれでいい、とか何処かよそ見してるような印象があります。それが、たぶん、『作者が詩を作ってるときの思考を読む人は楽しまなければいけない』という何処か他人の思考に縛られて詩を読むことへの窮屈さ?を感じる言葉なのかと織田織田しました。この作品も生もう、とする心にまだ囚われていて、もっと自由であるはずのものを縛っているのかもしれません。

0
ほば
さんへ
(2021-06-10)

そうですね。天国は破裂してしまへ、頭陀袋にしまへ、という3行が先にある作品です。何か忘れたけれども、荒ぶる、と言われるような感情がこの3行を書いたとき具体的な対象があり、書かれたのだと思う。時間をおいて言葉に向き合ったとき、具体性は抜けてただの荒波のような言葉だけで連なっていきました。それは間違いありません。

0
めりい
作品へ
(2021-06-15)

いいんじゃないでしょうか。

0
ryinx
作品へ
(2021-06-16)

ライトレスです。 一度くらい音読してみようと思ったのだけれど、それが苦しくなりそうでと思ったけれど、音読してみました。 - 等しく破裂してしまへ という所が印象的です。 天国は等しくないのかなあなんて思ってみました。

0
ほば
ryinxさんへ
(2021-06-18)

個々人の頭の中にしか天国はない、と前に誰かに言われました。だとすると個々の天国等しくはないんでしょうね。 ひとつの天国でひとはどんなふうになるんだろうか。ひどく退屈な気がします。地獄のイメージは多様な気がしますが、天国のイメージはなんだか皆んな薄っぺらい気がするから。

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