赤は情熱の炎の色
青は冷静の海の色
混ぜ合わせると紫色になる
バタフライピーティーの中
お土産で買った塩をひとつまみ
飲む芸術品を独り嗜むふりをした、ごまかして
熱を帯びた赤を表すあの溶けた夏の日
涼やかに微笑んだ人は水色の蒼い思い出
淡い紫色の思い出は幻の渦中で澱んでいる
さようならも言わないままで
ありがとうも言えないままで
いつまでも明けぬ朝に迷った闇夜に生きる、いま
閉ざされた世界から救い出して
どんなにあなたの名前を呼んでみても
離れたこころはもう戻らない、時空を超えても
いかないで
いかないで
すれ違った過ちをゆるして、どうか
残影のようなわたしの渇いたこころ、すりきった
傷口に塩をぬりつぶし、わたしにもどる、いつもの
あれから少しは料理もうまくなったと
ばんそうこう貼りながら、こころにつぶやく、いま
※MISIA「さよならも言わぬままで」の歌詞を参考に作成致しました。感謝致します。
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 1308.6
お気に入り数: 0
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ポイント数 : 0
作成日時 2021-06-01
コメント日時 2021-06-02
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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閲覧指数:1308.6
2024/11/21 22時48分50秒現在
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mimiさんの作品って私がいつも感じるのは、自己完結しているって感じなんですね。で、私的にはそれがすごく引っかかってくるんですよね。だからなのか、こないだ存在を知ってからは投稿作品必ず読んでるんです。 その自己完結してる感っていうのが他の読者からすると、もしかしたら、抵抗感あって作品に入り込めないのかもしれないかって考えたりしました。で、今回の作品なんですが、MISIAの歌へのリスペクトてして書かれたと明記されてるので、この作品が作者さんのなかで自己完結しているのが自明なわけで、過去作品と比べると、読者側から眺めていられるというか、距離感を持って読めたりする。もちろん、MISIAの歌を好んでる人からすれば一定の共感もあるはずに思いました。 自己完結するって表現を変えますと、作品書いた後にキッパリ未練を断ち切ってんなって感じですね。はいこれでお終いありがとうって感じ。それって私だけ感じ方が変ななかなあとも思うんですよね。なぜなら、今作、テキストの表層だけをなぞれば未練が認められてるわけで。でも、断ち切りの清々しい感情を私は読んで感得します。
1こんにちは。 自己完結していたとは。自らの作品を読み返しましたが、今気がつきました。 ご指摘ありがとうございます。 一生気がつかなかったかもです(笑) 駄作に時間と労力を。重ねて嬉しい気持ちでいっぱいです! こちらもありがとうございます。 MISIAのMVを観て、作品作りに取りかかりました。 コロナ禍でいつ命が絶えてしまうかの不安。この瞬間も尊くて、でも愛おしい。 誰にでもいる大切な人や仲間を思い浮かべ作りました。 ギロチンのような作品は考え直します。 もっとふんわり綿菓子のような作品。 私の作品はほぼほぼ、七三分けのノンフィクションです。 未練かぁ。恥ずかしい/// それはご想像にお任せするとして(笑)断ち切りの清々しさを含め評価してくださり、感謝しております。 ガソリン満タンになりました。 本当に貴重なコメント、励みになります。 ありがとうございます!☆!
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