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龍の鱗粉を浴びる
龍の鱗粉を浴びる あいつが龍にまたがり 空を舞う 群衆は賑やかに手を振り 自分が空にいったわけではないのに 濁りなく喜ぶ 龍の鱗粉を浴びる 龍は空を舞いながら 綺麗な光をこぼして 魅せるのである その光を群衆は 綺麗ともてはやし 僕はその群衆と同じ場所で 一緒に浴びている 龍の鱗粉を浴びる あの高さまでいったらどのような景色か あの高さまでいかないとわからない難しさもあるのだろう 笑顔の群衆と強張った表情の自分に光が降る 地に足をつけてなんていうけれど これ以上地に足をつけたくない 鱗粉を煩わしいと思う自分に腹が立つ 目から涙 光 鱗粉
龍の鱗粉を浴びる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1019.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-09-24
コメント日時 2017-10-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
空を舞う龍の幻想的な姿を描きたいという熱意が伝わってきます。 しかし、もっともっとキラキラ感を出してもいいかなぁとも思いました。
0ウエキ様 コメントありがとうございます! そうですね!綺麗な情景を想起させることができるかもしれないですね
0花緒様 コメントありがとうございます! 足りない点と磨いていく点が一層見えてきた気がします 本当にありがとうございます!
0龍に乗って空を舞う。その「あいつ」への複雑な感情が、〈強張った表情の自分〉に集約されているように思いました。 リズミカルな繰り返しと、寓話的な設定。投稿欄などで競い合っていた「ライバル」が、俗にいう詩壇デビュー、を果たした時に・・・それを素直に喜べない自分が悔しい、と涙をこぼす人と、一時間くらい、無言で喫茶店に坐っていたことがあります。その時の気持を、思い出しました。
0まりも様 コメントありがとうございます。 自分も本当に同じような感情を持って詩が出来上がりました。 それでもやっぱり結局は龍を美しいと思ってしまいます。
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