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「じっちゃん」 ラップのリリックで万感込めて
淡々と韻を踏みながらラップが続いてく。 祭り男でかっこいいヒーローだったじっちゃんとの日々。 でも、声小さく >一度治った 癌は再発して >体中に転移して自宅療養してた。 >それでも、一緒に祭り巡った >だから元気だって錯覚してた。 そして別れ。淡々としてたリーディングに感情が強く込められていく。 >白く塗られて棺桶に入った >どこ行くのって母さんに聞いた >湿った手が 震えてた。 思い起こす様に、祭り以外の記憶が次々に通り過ぎ、果たせなかった願望が最後に来る。 >もう眠ろう じっちゃん そう締めるまで。 「もう眠ろう じっちゃん」 五連目から最後に来るこの言葉。 墓に入ったじっちゃんの前で、万感を込めての言葉の様に思えました。 ここまで愛しい人との別れを描くのに成功した詩作品は珍しいのではないかとさえ感じます。 ラップについては良く知りませんが、何度も動画を再生したくなる出来になってます。 皆に知られてほしい詩とリーディングです。
「じっちゃん」 ラップのリリックで万感込めて ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1225.9
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作成日時 2021-05-14
コメント日時 2021-05-14