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はじまりの世界へ
はじまりの世界へ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1884.8
お気に入り数: 3
投票数 : 3
ポイント数 : 9
作成日時 2021-05-11
コメント日時 2021-05-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 9 | 9 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.8 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.3 | 0 |
構成 | 0.8 | 1 |
総合 | 2.3 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ありがとうございます。 全然、官能的な思いはなかったですが、そんな読み方もしてもらえるんだなーと、感動してしまいました。 自分の書いた文章でも、いろいろな読み方してもらえて、嬉しいです。
0初めまして、こんにちは。 誰かと対話しているのか、自分自身と対峙しているのか、読み手の想像次第なのかな? 始まりがあるから終わりもある。 終わりがあるから始まりもある。 向日葵の初芽の時期は今でしょうか? 季節感も感じてリアリティーがあります。 青い空からの文面からの「世界ってとても綺麗」が丸い青い地球儀を汗からの雫から連想しました。 沈む気持ちを心だけは汚さず(地球もなんだけど)今の時代を突き抜けたいと思う、そんな気持ちになりました。ドキドキ☆ ありがとうございます(人 •͈ᴗ•͈)
1こんばんは。前回、宵月さんの作品は普通な感じを上手く使っているという主旨のコメントをしました。言い方を換えれば、読者側を意に介さず本来あるべき(かは判りませんが)詩の書きなのかなあと、本作を読んで思いました。もう少し平たく云えば、アクロバットな書きを排除されている、と表すればよいのかもしれません。私は俳句の良さを感受する感性は開かれておらず、(詩を感受する感性もありませんが)ただ、何といいますか、私には何かが見えていない、そのような気づきが、宵月さんの作品に接するたびにあります。それはもしかしたら、宵月さんが作中に多く用いられる季語にあるのかとも。本作でいえば、向日葵という語句です。はじまりの世界とはオリジンなもの、新しく迎える朝のような気持ち。述べてきました私がもつ作者宵月観に沿っていえば、本作の4連までが無く、いきなり向日葵から始まる方が、宵月さんらしいようにみうらは思いました。
1コメント、ありがとうございます。 どんな時も、空を見上げることを忘れないようにしてます。 世界が綺麗って、いつも感じたいって、思います。
1コメントありがとうございます。 読んでいただき、嬉しいです。 読んでくれる人を考えて、深く考察して、詩を書いている皆様に、申し訳ないくらいに、私は自分の為だけに書いているんでしょうね。 それでも、気に留めて、何か感じていただけたなら、やっぱり、世界っていいなと思います。
0終わったこと、と 初夏との間が良かったです。読んでいて気持ちが良かったです。
1こんばんは。ちょっと重い(そして単調な)読みになってたら申し訳ないのですが、冒頭から、幼い子に「どうしてぼくはここにいるの(存在するの)?」と根源的な質問をされてしまった大人みたいな気持ちになり、引き込まれました。 「終わり」(あるいは喪失)というテーマは、みんなにあるのでみんなが(濃淡ありつつ)そうなのかも知れませんけど、私の創作のメインモチーフの一つなので、気になったこともありました。 後半、向日葵が倒れないように支柱を添えるという物理的、情景的な行為から、「終わりを支えに〜」という生き物の中でおそらく唯一人間だけが、自分に終わりがあることを知っているから、その重みのもとに生が成り立っている、という人として根本的なことが、詩として書かれているように感じました。 それでいて、言葉使いが前半は子どもらしく、後半は、世界や季節の自然な肯定の言葉に繋がっていて、その、テーマと文体の比重というか、対比がなんだか爽やかというか、自然体?てらいがない?そんな感じがしました。 たぶん私は実世界との繋がりが薄いから詩を書いているタイプなので(錨を自作している感じ?)、世界との繋がりや、世界と自己との連続性を強く感じる詩に対して、興味深く対岸を見るような感じでついつい眺めてしまうのかもしれません。 でも最初に書いたとおり、突然子どもに根源的なことを聞かれたような衝撃が、詩に襟を掴まれた感じで、それが私的にすごくいい体験でした。
1ありがとうございます。 次の季節を、新しい気持ちで、迎えられたら、終わりを終わりとして受け止めて、次の季節への支えにしたいと思います。
0ありがとうございます。 私はこれまでも今も、沢山の子どもと一緒にいて、子どもはきっと、何もかも分かっていて、大人になるってことで、生きやすいように、いろんな何かを少しずつ、忘れていくんじゃないかなぁと思ったりします。 でも、何かのタイミングや、出来事で、胸が苦しいと思うくらいに、戻る気持ちがあったりして。 そんなものを、文章にしていけたらいいなと、思っています。
1タイトルが「はじまりの世界」なのに、出だしから ▷終わっちゃったの? ▷うん、そう、終わっちゃった ときたので、少し意表をつかれた感じがしました。 「終わり」についての捉え方の表現が ▷ 私たちも この「終わり」を支えに ▷伸びていける ここから先の と、説教じみてないけれど、真理をついている感じを受けました。 また、 ▷ また 何か 始まる? ▷うん、始まる、きっと という連では、「きっと」と含みを持たせた感じにしつつ、詩の最後 ▷ 世界って とても 綺麗 と言い切る表現によって詩が締めっていると感じました。
1と言い切る表現によって詩が締まっていると感じがしました。 です。失礼しました。
1冒頭の会話、 「終わっちゃった」「続かない」「終わったまま」 に死を連想しました。 詩全体に、死と、死があるからこその精いっぱいの生、 という雰囲気を感じます。 「終わりを支えに伸びていける」という表現に 死んでいくものと、残されたものの関係が あらわされている感じがします。 向日葵の発芽時期は、調べたらちょうど今頃ですね。 そして開花時期は真夏ですが、 真夏というとお盆があります。 向日葵がもっとも元気に咲いている時、 死者と向き合う時でもあるような。 それらを踏まえたうえでの、 最後の四行の描写、 ほんの短いあいだの精いっぱいの生のきらめきに、 感動をおぼえました。
1ありがとうございます。 終わりが、はじまりにつながるものであったら、終わりを怖れることなく先に進めるのかな、と思いながら書いてみました。 そして、どんな時でも、世界は綺麗なものに溢れている、そう思いたいです。
1ありがとうございます。 死、を意識することは、やはり、生 を意識することと同じくらいに、生死というか、終わりとはじまりを同じくらいに、大切にしたいと、思うようになりました。 文章を書く、ということは、私にとってあまり深く考えてする行為ではなくて、申し訳ないくらいに、わがままな書き方になっているのかもしれません。 ただ誰かが、少し、気に留めてくれたら嬉しいなといつも思います。 向日葵は大好きな花です、今年も見るのが楽しみです。
1すごい良いです。 >向日葵の芽が伸びて >誰かが 支柱を添えるように ここが大成功ですね。 これが無かったら締まらなかったと思いました。 水泳の時間、クロールで息継ぎをしたときにだけ見える空の青さのような、 息苦しくて美しい作品です。
0ありがとうございます。 クロールの息継ぎ、すごくわかります。息継ぎの瞬間、空が見えました。思い出します。 終わりたい、始まりたい、そんな感じをただ書いてみたのですが、褒めていただき、嬉しいです。
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