アンチームなアンチ+α「隙間だらけの価値観で、僕は生きる」 - B-REVIEW
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アンチームなアンチ+α「隙間だらけの価値観で、僕は生きる」    

「僕らは生きる」僕らの心は死んでいる。だから、何となくね、決めたんだよ。 僕らは生きる事を、軽快には、受け止められないし、 他人にとって、陳腐な意思でも、僕らは泣きたい位、人生を偽りたくない。 大人に成るって、そういう事だよって、 僕らは、生きている。流行りに、乗らないで、子供の作る主張みたいな、言葉だけれど、何となく、使い古された言葉でも、感化を受けているこの情は、気恥ずかしがる、僕らの生活を一瞬で、台無しにする言葉で、繋がっている、生命の情で、清浄な価値を持っている、不変の健やかさを、僕らに与えている。蘇る、だからさ、僕は君を好きなんだ。アンチームなアンチな、世界の僕らを、恋している僕らは生きる。 限られている時間の中で、明日を慈しんで、永劫な思い出を、見付け出す僕らの姿を、自由に描いて、生きて欲しいと祈っている、僕らの言葉の残映が、無価値でも、明日の貴さを語らう姿は、空の余白を漂っている、鮮やかな情を救い上げる。雲を眺める様に、穏やかに、天候を案じる事もなく生きる、僕らは、自分を偽っているからさ。



アンチームなアンチ+α「隙間だらけの価値観で、僕は生きる」  ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1151.3
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2021-05-06
コメント日時 2021-05-09
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/13現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1151.3
2025/04/13 18時49分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

アンチームなアンチ+α「隙間だらけの価値観で、僕は生きる」  コメントセクション

コメント数(2)
mokuren
mokuren
作品へ
(2021-05-07)

こんにちは。誰ともなく叫ばれた心の宣誓のように読めました。美しい詩です。 >僕らの生活を一瞬で、台無しにする言葉で、繋がっている、生命の情で、清浄な価値を持っている、不変の健やかさを、僕らに与えている。  「なにがどうなのか」の裁量を読み手に与えながらも、野良さんが「言葉」に持つ大きな力の印象を読者は感じないわけにはいきません。リズムも心地いいので、草原でお気に入りの音楽を聴いている時のような爽快感があります。このフレーズは特に好きです。    詩は、伝わらなければいけません。どんなに美しくても、自分以外に読ませたいなら、読める詩でないといけません。野良さんの言葉の選ぶセンスは、その丁度いいバランスを保ち、なおかつ美しいです。すばらしい才能だと思います。また、詩を絵のように眺めた時の印象と、内容の印象が変わらないのも素晴らしいです。    ただ、詩の言わんとするところが伝わりにくいと感じました。句読点の量、位置。表現したいことに対しての表現の量、質。もどかしいです。2、3回推敲したらもっともっと美しく洗練された詩が浮かび上がってくると思います。 また、こだわりがないなら、改行するだけでかなり読みやすくなるかと思います。 素人意見ですみません。これからも作品楽しみにしております。

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野良 ○弧
mokurenさんへ
(2021-05-09)

どうも。的確な批評と、過分な評価をして頂き、感謝します。 ご指摘の旨に対しても、私には反論の余地はありません。目下、今は、其処が私の詩作に於ての悩みです。 横書きに変換する場合や、黙読のみの語感の域に、留める詩で有れば、良いのかという、詩美の迷いも背景に有るので、私の詩境と、平衡する事に目が届かなかった事は、私を残念に思います。 (言わんとする事は、確かに。気付き易い点で、語の質を平衡に保ってないのは、もどかしさが有りますし。) 兎に角、丁寧に読んで頂き、正直、私は素直に喜びます。嬉しいです。

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