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フランツカフカと遊んでる
フランツカフカと遊んでる 紙の上で幸福を収容しまして 安い笛で肺の音奏でよう 友達を迫害して フランツカフカと遊んでる 煙の酸素に窒息しよう 食事を迫害して チェックの日記帳ゴミ箱へ 歴史を肴に独裁しよう フランツカフカと遊んでる 紙の上で幸福を殺害しまして 御破算願いましては _
フランツカフカと遊んでる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 785.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-09-18
コメント日時 2017-09-21
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
フランツカフカ、という固有名のインパクトと、リズミカルと呼ぶべきか、かろみ、とでも評すべき軽快さ。 収容、迫害、窒息、独裁、殺害・・・アクセントのように置かれていく言葉の持つ重さと、歴史的な重層性。 くり返される〈紙の上で〉というトポスの設定と、〈遊んでる〉という行為がもたらすイメージ。 紙の上に記されていく物語世界、詩の世界、あるいは歴史そのものも含めた・・・書かれたもの、を、普段私たちは「読んで」いるわけですが。「書く主体」側に立って、ある種の生殺与奪の全権を持って、世界を立ち上げては〈御破算〉にしてしまう、遊び・・・紙の上で、文字による世界を創作する、そのことの意味。軽い筆致ながら、そんなモロモロを考えさせられる作品でした。
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