君を大好きなのに
他の女を抱いたんだ
きっと君のことなんか好きじゃあなかったのかも知れない
だけど君がいなくなると知って
とても悲しかったんだ
君が誰かと出かけると聞いて
胸が締め付けられたんだ
君に問い詰められるまで
他の女を抱いて、そのまた他の女を口説いていたこと
かけらも罪悪感なんて抱かなかったんだ
ただ悲しかったけどね
それから君が悲しむのを見て
僕は悲しくなったんだ
今日の朝
電話越しで眠る君に
多分百二十回くらい愛してると伝えた
届けばいいな
届くといいな
君が求めているのは確信
僕を愛してももう悲しまないで済むという確信
そんなものはないから
ただ僕は君を抱きしめたいのだけれど
遠距離だから
会いに行けないなどと自分に言い訳をする
執着してもんどりうって
つらい
苦しい
もう嫌だ
君が言う
僕も君に執着している
つらくない
苦しくない
だけど愛してる
そのことを君は疑う
君と一緒にいられるから
僕は全然苦しくなんかないんだ
僕と一緒にいるから
君はとても苦しんでいる
その君を見て僕は苦しいような
嬉しいような
だけど君が誰かと出かけようと
誰かを誘うのを想像すると
胸が心が焼けそうになる
執着してもんどりうって
つらい
苦しい
でも君が好き
今日も一緒眠りについて
明日も一緒に目覚められたら
もう何もいらない
もう一度君に信じてもらえたらなどと思うけど
それはもう無理な話で
だけど君といたいから
だから君の胸が痛むから
だけど去ることなんてとてもできずに
執着してもんどりうって
つらい
苦しい
でも愛してる
だから愛してる
君じゃあなきゃ駄目なんだと
今日も言葉らしきものを重ねる
会いに行けたら済むのだけれど
きっと離れている方が
色々なものが言葉にできていいのかもしれない
ひょっとして君が寂しいだけなのかもと
そうだったら嬉しいなと
そんなことを思ってる
片道千キロメートル
先週も先々週も行ったけど
きっと今週も君に会いに行こう