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ふるる
手を合わせて、そう、そこが宇宙の始まり。慎重にね、手を開くとビックバンが起こるから。 宇宙開闢の朝に、すべり台をすべるミニーマウスは、ミッキーマウスを待っている、というお伽噺。そういう空想。 リボンをほどくと終わった宇宙があふれだすから、きっとほどかない、ミッキーマウスがほどくまで。 ミッキー、おどけるのはむずかしいね。
ふるる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1549.2
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2021-02-28
コメント日時 2021-03-10
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1.5 | 1.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
きちんと理解できたかは怪しいですがこれ、とても面白いですね。宇宙とミッキーという取り合わせがユニークで、かつテンポよく読ませる言葉の勢いがあって。
0ミッキー、ミニーと宇宙が関わると世界が無限大に広がっていくんですね。想像してみましたがどうしてもキングダムハーツもイメージが出てきます。
0mmmさん、ありがとうございます。 自分でも何を書いたのか、よく把握できていないかもしれません。 ただ、何か面白みがあるのは、僕もそう思うので、書けてよかったです。 後、ここ数年、音のよさにも意識的に取り組んでいて、音のところを評価していただき、手応えを感じられました、ありがとうございます。
1福まるさん、ありがとうございます。 キングダムハーツはしていないので、うまい返しが思いつかなくて、申し訳ないです。 なんでしょう、ミッキーには宇宙規模のなにかがあるのでしょうかね。 福まるさんは、ここ最近、たくさんの方にコメントを寄せていますよね。 それって、福まるさんにとっても、けっこうプラスになると思いますよ。
0ABさん、ありがとうございます。 素敵な読みですね。 あんまり整合性や意味合いを考えずに書いたんですけど、そうですね、ムーミンの世界、グリムの世界、アンデルセンの世界、御伽草子の世界、いいですね。 昨今は、現実が想像を越えていく時代のように思うのですが、(想像以上の現実が眼の前にあるという意味で)、でも、想像のいいところは現実を越えられるところにもあると思います。 ABさんの中で少しでも何か想像が膨らんだのなら、よかったです。
0とても面白いです。 ミッキーマウスってなんというか妙にイノセントというか、 ミッキーマウスの●●、みたいに様々な映画や商材に展開しているせいか、 ミッキーマウスそれそのものが役者っぽさ、空っぽな感じ、「ガワ」であるイメージがあるんですけど、 そういうミッキーとミニーという「ガワ」にお伽噺とか宇宙を仮託するのが、妙に納得感があって。 それからひも理論的なところに繋がっていくとおもったら、 「おどけるのはむずかしいね」って〆が本当に良い、染みました。
0楽子さんありがとうございます。 ミッキーとミニー。なんでミッキーとミニーだったのかは自分でもわからないのですけれど、宇宙開闢の朝にすべり台をすべってるのが、ミニーだと思ったんですよ。 ただの仮説ですけど、なんだろうミッキーとミニーは、2.5次元的な存在だと思うんです。 現実には存在しない、でも現実に定着しているような存在。 それに対して、宇宙という存在するけど、その存在が物語のような存在。 物語が現実に影響するような存在と、現実が物語に影響するような存在。 それが重なることで、なにか抒情が生まれたのかもしれません。 抒情詩を書きたかったので、しみたという感想をいただけてよかったです。
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