1.喝采
祝福されて日の目を見る子どもの思い出
あの頃が1番楽だったなんてみんな言うけど
私はまだあきらめたくないよ
亡霊
2. 亡霊
囚われたままではしあわせになんてなれない
あと少し出口を探す嗅覚を尖らせて
いずこの迷い猫か
3. 迷い猫
はるばるこんなところまで来たんだね
見知らぬ子どもの手が伸びる
夕やけとたんぽぽの香り
4. 夕やけとたんぽぽ
うす汚い綿毛にさす茜色
ふわふわと飛んでいけ血の装いをまとって
お前に居場所なんてない
1'' 喝采
本当はこの声が偽善じみていて嫌いだった
あの頃が1番楽だったなんてただの虚妄でしょ
私はまだあきらめたくないよ
形を変えても生きていくしかない
呪いとは願望の終着点だから
作品データ
コメント数 : 4
P V 数 : 1007.3
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2021-02-01
コメント日時 2021-02-02
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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総合ポイント | 1 | 1 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 1 | 1 |
閲覧指数:1007.3
2024/11/21 23時37分09秒現在
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起承転結が素晴らしいと思います、構成がしっかりしていて見習いたいと思いました
1ぼくも自分の声が嫌いです。
1福まるさん コメントありがとうございます^_^ 構成はいつもと違うパターンをと 思い捻ってみたので、そう言って いただけて嬉しいです!
0田中宏輔さん コメントありがとうございます^_^ コメントを拝見した限り、 "本当はこの声が偽善じみていて嫌いだった"への感想だと思われます。 が、わかりづらいですが笑 これは主人公である「私」が 幼少期受けた喝采(声)への感想です。 自分の声がお嫌いということで、 詳しくは存じ上げないので分かり ませんが、なるべく話したくない なら書けば良いと思います。 拝見した詩も素敵だったので。
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