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依存でGO! PLANET REMIX
電話は(鳴らさないで) ラインもね 気持ちさめちゃう♥ あなたを契る、 とき あなたを齧る プロメテウスの目 (火を盗み 腹を食い破られる永遠) (夏だった) (あなたを咀嚼し終えてまた獲物探す の) 羅列され文字打たれた沈黙に爪をかけて掘り起こして犯す 寂しいって悲しいって涙を流した鳥をまた鍋に沈め火にかける また私が剥がれていく アンテナ磨いて クリトリスも剝いて 幾千の死に似た声が何度私を犯しても 「気持ちさめちゃう」 人々のための人々 マックスまで使用します 命からがらじゃ無きゃ感じ無いし 遊んでやんよ 私の命に深く口づけてね 離脱します アナウンス ガイダンス またナンセンス 左半球と右半球がダンス 寂しいBOYが笑ってるから BOYSandGIRLS おっさんおばさん 爺ちゃん婆ちゃんも 撃ち殺せ 刺し殺せ 殴り殺せよ お前を苦しめる観念をだYO! SA☆TSU☆GA☆I☆ しろ♥ 突きつける銃口は自らの左側頭部へ 君を殺して私も死ぬ ずっと寂しかった 君と1つになりたいから君を殺す 違う私が死ぬ 永遠とか言うちょっとした地獄に私を埋葬する 君は幸せになれば良い ラムチョップを食べて甘いワインとペリエを飲んで真っ白なシーツの上で毎晩優しい誰かと交われば良い お願い、永遠に傍に居て、 輪舞 乱舞 それが狂おしい人々のlung あの織られ爛れた皮膚のように美しい、時に ジプシーのようにGPSのように 浮遊する眼球(形の無い記録) 。 血が滴る音だけを聴いていた 私の内か外、 あなたの内か外、 傷の深さを測るように 空を映した目が 虚しい掌を下手糞に言祝ごうする時 私の犬歯があなたを呼ぶ(呼んだ/呼んでる/呼ば無い)(壊して) (壊したい) その身に刻まれた夏を飲み干して 凍える生に癒着するための指を握り締める (嘘じゃ無いと良いなぁ) 「気持ち、熱いまんま」 「だったら、良い、ね」 雨と雪が火照った体を心地良く撃って 好き、 傷口が繰り返し囁いた言葉が 結んだ唇の裂け目から呟かれ落ちて黒土に佇む 好き。 好き好き好き好き好き好き、好き、好き、、、好きだよ!!!!! 宇宙 葉のひらめき 羊の喉を通過する優しい光る石 傷口のような瞳に滲んだ涙 好きだよ、 川岸で 最期に咲いてた花
依存でGO! PLANET REMIX ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1813.5
お気に入り数: 1
投票数 : 3
ポイント数 : 7
作成日時 2021-01-23
コメント日時 2021-02-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 4 | 4 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.5 | 0.5 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3.5 | 3.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一見、陽気な語りと裏腹な内容。所々に、 >永遠とか言うちょっとした地獄に私を>埋葬する 引用したようなフレーズが読み手を引っ掻いてくる。 >好きだよ、 >川岸で >最期に咲いてた花 だからラスト3行の佇まいがとても切なく、僕のなかにも咲いていた花の、語り手とは違う痛みの記憶が蘇るようでした。
1すげぇいい詩だと思います!なんか歌詞みたい狂っているようで全然狂ってない部分と直接訴えてくる部分のコントラストがもう最高です!
0プロメテウスのところまで読んで、思わず開いてしまいました。プロメテウス、の目。目も血もクリトリスもlungも犬歯も喉も、体の一部分に執着しているみたい。あと「気持ちさめる/熱い」っていう対立が世界を快/不快としか認知できない赤ちゃんを思わせて、 >撃ち殺せ 刺し殺せ 殴り殺せよ お前を苦しめる観念をだYO! SA☆TSU☆GA☆I☆ しろ♥ なんてこと、どうせできないんだろうな、「好き」だって(笑)という不器用さというかおかしみがレトリックの裏にあるからでしょうか、読んでて愛着が湧いてきました。いや、そんな分析だとか読解は関係ない、単にレトリックやイメージのこのつなぎ方があるだけで、長くてまとまりのない文章に価値が出てる。だから、プロメテウスのところまで読んでその時点で投票するって決めた。それだけ。 最後の宇宙・葉・川・花っていうならびはブレークっぽいなと思いました、星の宇宙(PLANET)に執着している感じ。アンテナからクリトリスの流れはうげってなりました。なんかクリトリスって謎に微妙に詩にならない感じがします。なんでだろう。
0記号の使い方がとても上手いなあと思ったのと、言葉を色々と知ってるのはやはり強みだなあと感じました。 全体的にファンタジックで、そして生々しい世界観に、白犬さんは進化していると感じました。 もう少し詩の中で読者に対してその独特な世界観を疑似体験させることも大事だと感じました。 私自身読んでとても勉強になりました。
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