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誰か世界と手を繋ごうとしていつの間にかぶん殴ってる
だって、そういうのって、 し、仕方ないことなんだ あんた次第のわたくし次第 ケースバイケースっつー 根本的な反論に到達した時点で 僕はそいつにお相撲を仕掛けるか または全力逆走戦略撤退 えっ?僕にとって手を繋ぐことは目的だったのか?むしろそれって前提だったんじゃないか?俺は誰かと手を繋いでたから歩きだしたんじゃなかったか? 前提と目的の逆転は状況と思考の逆転にして彼岸と此岸の転位なり(全く大真面目にこういうことがあるんだ)(それとも元からあんまり真面目じゃあないのかな?) 誰か世界と手を繋ごうとしていつの間にかぶん殴ってる ぶん殴ってた俺の発見 ぶん殴られた世界を発見 (人が殴れるのは人だけ) 発見じゃねえよ妄想って言うんだ 妄想じゃねえよ自涜って言うんだ 自涜じゃねえよ陶酔って言うのだ 懺悔はいちばん強い祈りで 自分を裁く絶対正義 負けるな一茶ここにあり 観ててね俳句のおっさん 小説のおっさん、詩のおっさん 漫画のおっさん、哲学のおっさん (考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか 恐っ!!!) 誰か世界と手を繋ごうとして いつの間にかぶん殴ってる
誰か世界と手を繋ごうとしていつの間にかぶん殴ってる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1401.3
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 2
作成日時 2020-12-18
コメント日時 2020-12-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これなんだろうって気になって過去作も読んだんですが、重たいことを言いそうで言わない感じがいいですよね。バッティングセンターに入ってわざと空振りを繰り返してる感じ。ホントは打てるんだけどフルスィングして遊んでるんだよ的な。人生(笑)ってそんな感じ、みたいな世界観があっておもしろいなって思いました。
0読んでいただきありがとうございます。自分の詩の解説は良くないと思うのですが、感想を受けてわたしが思ったことです。 わたしには手をつないでからのことしか書けないのだと思うのです。 手は(多分)無理矢理つながせられて、つなぐことって幸せでしょそうでしょ幸せなんだよ?って或いは私は手を繋げないんだ!駄目だ!って。それって(無自覚でも)つなぐことは前提にされてますよね。 手をつなぐことは幸せなんですがつなぐことはやっぱり前提なんだと思います。 でも私たちは手をつないでいるのに、まだつなごうとするか、もっとより完璧につなごうとする。つなぐことを目的にしてしまうんです(それって「重たさ」でしょうか?)。のが嫌なんです(つなぐことを否定してはいませんよ)。前提にすること、目的にすること、の違いって大きいな、と思いました。 そう、そして、例えばバットにボールを当てるのが苦手な人(手をつなごうとしてぶん殴っちゃう人(或いは私かも))が本当に頑張って当てようとして、空振りしている、横で、おいおい当てなくたってバット振り回すのって楽しいじゃねえか!?っつってブンブンバット振ってる人が居たら空振りしてる人はそいつにブチ切れるか、なんなんだこいつ、と軽蔑するか。 でも周りに誰もいなくてそいつの印象が多少良ければ(うーん、まあ、今日は帰るか)となるのを希望に頑張りたいと思います。野球が得意な人が居れば、サッカーが得意な人もいるかもしれません(笑)
0難しくて分からない所ばかりなのですが、ぶん殴ってしまう気持ちはよく分かる気がします。そのまた前の世代も、同じようにぶん殴ってきたことを踏まえての行動なのかな、とも考えます。
0読んでいただきありがとうございます。 殴った方は殴ったのをすぐ忘れちゃうけど殴られた方はいつまでも覚えてる、というような話がありますが、殴った殴られたという議論はいつだってとんでもなくこんがらがりますね。 多くの場合殴る方は自分が殴ってるのを自覚してないのですが、殴るのを自覚して殴る場合に、戦いや復讐のように、殴るのに大義名分がある場合があると思います。 あとは多分、世界と手を繋ごうとしていつの間にかぶん殴っちゃう場合です。詩を書くという行為に感じたことです。 ありがとうございました。
0語り側の視点が珍しく、すごくスッキリしました。つながりのバランスがスリリングで、緊張感があって良かったです。コワい部分もありますが、大きく共感もしました。ありがとうございます。
0読んでいただきありがとうございます。 視点が珍しいというのはこの詩が誰から目線かということかと思いました。詩や言葉には誰かから誰か(誰か達)へというのが必ずあるものなのかも知れないです。そうするとこの詩には何らかの目的があるような気がしますが目的のある詩は考えてみるとなんだか怖いと思いました。 また私の詩は言葉同士のつながりについての感想を度々いただくように感じ、そういった特徴があるのかな、と面白く思いました。なにか感じて頂けたなら嬉しいです。 ありがとうございました。
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