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円の隅
あなた、すぐに笑うけど 瞳の奥が宇宙に繋がっていて 私には何も分からないのです でも、とても綺麗だと思います 私の夜はいつも満点の星空で 雨の日でも、風の日でも それは素敵な夜になるのです でも、その中で生きるのが 少し息苦しいのは何故なのでしょう 天井も壁も無くて 果てなんて無いのでしょうけど 強く締め付けられて やがて小さくなり 何も残さず消えてしまうような そんな気がするので やっぱり私は眺めているだけにしておきます
円の隅 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 811.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-08-30
コメント日時 2017-09-02
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
〈瞳の奥が宇宙に繋がっていて〉一気に、この奥行きに引きこんでいくところが、素敵です。 円の隅、という不思議な題名。円・・・まるいもの。円らな瞳。題名含め、冒頭部分で、あなたの瞳(が垣間見せる、あなた、という内奥に広がる宇宙)に引きこまれて、雨の日でも風の日でも私の夜空(あなたの瞳の中に住む私)の世界は素敵な夜空・・・そんな、見つめ、見つめられる濃厚な愛の時間を想います。 だからこそ・・・あなたの瞳の隅に生きる、それでよい、それだけでよい、と思う恋だからこそ・・・取り込まれてしまったら、〈その中で生きるのが/少し息苦しい〉〈天井も壁も無くて/果てなんて無い〉〈強く締め付けられて/やがて小さくなり/何も残さず消えてしまう〉そんな予感がする。 あなた、に取り込まれ、飲み込まれ、自分、が消えてしまうような・・・そんな恋になっていくような気がする。だからこそ、〈やっぱり私は眺めているだけにしておきます〉と、冷めた目でこの詩を閉じる。もちろん、私の勝手な読み、ですが(笑) 熱烈な恋愛に引きこまれそうな、黒い瞳の魅惑、だからこそ、踏みとどまろう、眺めているだけにしよう、という思いが働く。そんな艶やかな駆け引きを感じました。 少し気になったのが、~けど、という表現。全体に、とてもやわらかく、丁寧な言葉で綴られているのですから、~けれど、と表記した方が、全体の質感に添うものになったのではないか、と思いました。
0花緒 返信遅れてしまって申し訳ないです。 コメントありがとうございます。行空きと、一見した時のシンプルさを意識して書きました。 そこが伝わっていたようで嬉しいです、ありがとうございます!
0花緒「様が抜けていました、大変失礼致しました。
0まりも様 コメントありがとうございます! ずっとどこかで小さな違和感があったのですが、まりも様のご指摘でハッとしました。 推敲不足で、僕の至らぬ所でした。 とても深い考察ありがとうございます、僕が考えていた事以上に色々な事を感じて頂いていて、大変勉強になります。 また他の詩を投稿した際には是非コメントを頂けたら幸いです。
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