壊して、殺して、消し去って。

あふれる涙は止まる事を知らない。心はいつも、傷ついていた。どこにいてもただ孤独で、どこにいてもただつらくて。いっそこの感情を殺せたら良いのにとさえ思えてくる。そうすれば、きっとつらくなくなる。そうすれば、きっと苦しみから解放される。でも、心が生きている限り、感情を消すなんて出来ない。・・・でももう、嫌だよ・・・。あとどれくらい傷つけば、孤独から救われるの？凍てついた夜はいつ、明けるの？こんなにも生きる事が苦しいなら、もういっそ壊して、殺して、消し去ってしまおう。心を。感情を。死ぬ事も出来ない死にたがりな自分にいら立つことも無くなるのなら、もういっそ失ってしまえば楽になれるのかな？生きたい。死にたい。矛盾した考えなのは分かってるのに。どうしたらこの気持ちを救ってあげられる？誰も手を差し伸べないこの世界で、どんな言葉なら何も失わないのだろう？もういいよ。もう頑張ったよ。だからもう、楽にさせてよ。壊して、殺して、消えてしまった存在意義。私はこれから先、どう生きればいいの・・・？

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作品データ

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作成日時 2020-12-06
コメント日時 2020-12-16

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