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潮風
潮風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2601.8
お気に入り数: 5
投票数 : 2
ポイント数 : 9
作成日時 2020-11-19
コメント日時 2020-11-30
項目 | 全期間(2025/04/06現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 4 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 9 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.8 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.3 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.3 | 0 |
総合 | 2.3 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
警官は出てくるんだけど他者はどこにいるんだろう。轢いてしまったものも感触だけがあらわれて、実体はみえない。海に消えていくブレーキの跡。皆、どこかに置き去られたような気配を感じました。ざわざわとして落ち着かない。でも制限速度は誰のためにあるのか?と他者を気にはしているんですよね。
0コメントありがとうございます。他者ですか? うーん確かに居たり居なかったり。あ、でも自分も他者みたいなものですから。何か必要なものを置き去りにすると言いますか、放り投げていく感じにしたかったので。
0静かに自分を放り投げながらも、ひたと前を見据えてゆく姿が眩しいです。眩しい詩ではないのかもしれませんが、読み終わるとそう思いました。
0コメントありがとうございます。自分の芯だった部分でさえも落としていく、非常に不安定でコントロール不能な、慣性だけでかろうじて走ってる感じを出したくて。何処に着地するのか自分でもわからない感じに出来たらいいなと思って書きました。
0轢いてしまった感触だけがあって 亡骸は何処にもありません 不思議な詩句です。 警官は私の隣にいる私を指差します 「愛人です」と答えてすぐに 「恋人です」と言い直しました ここもまた不思議な詩句です。 使ってある言葉はやさしいのですが、内容がむずかしい。
0読ませていただきました!不思議な作品でした。 どこか俯瞰してるようなただ自分が暴走するさまをあくまで冷静に見つめる自分がいるような感覚になりました。
0コメントありがとうございます。言われてみれば、書いた私自身も不思議だなと思います。何処まで説明して良いのやら?と思いますが、轢いてしまった人は実は私の隣にいる人です。そしてそれは私自身なんです。難しいですね。
0コメントありがとうございます。この詩の中にいる自分はおそらくかなり混乱しています。ただ、取り乱しても誰にも救ってもらえない事を知っているので、冷静を装っているのです。そんな気がします。
0思いの鋭さを感じました。
0コメントありがとうございます。思いの鋭さ、それは意識した事がなかったです。参考にします。
0すごく良いです。良質な物語を読んだような満足感がありました。 ロードムービーのような終着点のある果てのなさと、湾岸沿いを走っていく視点 薄暗い死、それから喪失感、そしてそれらを置き去りにまだ走っていく視点 とにかく前に進んでいく描写の美しさ、鬱さが、 そのままやみくもに気だるげに生きる人生のようで、とても素敵な詩でした。
0コメントありがとうございます。言葉の意味を繋げたまま、物語としての意味や時間軸をほぐしていくような感じにしたかったので、自分でも整理出来てなかった部分が、コメントを読んで少しわかったような気がします。ありがとうございました。ロードムービー、そう言ってもらえて嬉しいです。確かに私の詩はこういう感じの多いかもしれません。
0コメントありがとうございます。ブレーキの跡は、自分のブレーキなのか、かつての誰かのブレーキなのか、その2つを含ませながら、しかも自分のブレーキであった場合、何故かそれを客観的に何処かから見ている、という不思議な感じにしたかったのでした。
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