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九十九さん
老人ホームに入居している九十九さんは その名の通り99歳のおじいさん これまでお酒もタバコも女性も知らずに生きてきた そんな九十九さんも来月100歳の誕生日を迎える 100まで生きたバカがいたというが、 わしも徘徊したり幼児言葉を使いだしたりするのだろうか? 老人ホームの職員に若くて可愛らしい女性がいて 九十九さんは彼女に淡い恋心を抱いているのだが それが何か悪いことのようで想いを打ち明けられずにいる 九十九さんは奥さんに先立たれてから認知症が進んで 禁酒、禁煙に苦労したことも 奥さんとのささやかな暮らしも記憶にないようだ
九十九さん ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1035.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 9
作成日時 2020-11-10
コメント日時 2020-11-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 9 | 9 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 4.5 | 4.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
介護職をしていた母曰く、一旦認知症になってしまうと子供の頃に満たされなかったことや人間の三代欲求が強くなるみたいですね。だから、目の前にいる愛していた人は遠い写真のフィルムになって、頭の中の思い出を抱いて生きてるのでしょうね。
0来年1月に60歳になるぼくにも切実な話です。 ぼくはゲイで、性的な意味で女性を知らずに死ぬのだとも思いました。
0お読みいただきありがとうございました。
0お読みいただきありがとうございます。
0お読みいただきありがとうございます。
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