とりあえず過ごす今日は君の置いて行った香水 - B-REVIEW
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とりあえず過ごす今日は君の置いて行った香水    

君に長いこと会えなかったもので どうにも懐かしくてどうしようもない いつもいい匂いのする君だけれど その奥にある皮脂の匂いが懐かしい 長く電話で話しているし 顔も見ることができるのだけれど 匂いまでは届けられないからね とりあえずやり過ごす今日は君の置いて行った香水



とりあえず過ごす今日は君の置いて行った香水 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 986.6
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2020-11-04
コメント日時 2020-11-04
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/06現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:986.6
2025/04/06 10時02分03秒現在
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    作品に書かれた推薦文

とりあえず過ごす今日は君の置いて行った香水 コメントセクション

コメント数(2)
大塚拓海
大塚拓海
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(2020-11-04)

「匂いまでは届けられない」コロナ禍のリモートでのコミュニケーションで失われているものを彷彿とさせます。 しかし、部屋には香水。匂いの元だけがあって、「君」がいない。足りないものと、ここにあるものそれらがメビウスの輪のように、真っ直ぐにならずにねじれたまま置いてある。愛おしい歪な形。

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かずや
かずや
大塚拓海さんへ
(2020-11-04)

こちらにもコメントいただきありがとうございます。 遠距離恋愛はこの一年で大きく進化したなあと思ってみたりいたします。 それと同時に欲しいものも明確になりつつあるなあと。 香水。 好きなのです。 しかし、それでは足りないのです。 その様なじわりと狂おしい雰囲気が表現できればなあと思って書いてみました。

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