近つぐ遠ざかる - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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近つぐ遠ざかる    

近づく遠ざかる 音は人の耳に入っていく 勝手に 自然と 知らないうちに 音はそれぞれの波長を持っている 人も音と同じように それぞれの 波長を持っているのだろうか 人同士の波長はそれぞれ違うのだろうか 歩幅 呼吸数 心拍数 機械上の数字では同じ数字 音が持つ波長も数字で表される 正確な数字で でも 人と人との 距離は近づいたり離れたり それでも人と人との距離感は 機械の数値のように 正確な数字のように ハカレナイ それでも人と人との波長は 近づいたり遠ざかり それでも 人同士は進んでいく 波のように ススンデイク


近つぐ遠ざかる ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 996.5
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2020-11-01
コメント日時 2020-11-05
#現代詩
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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閲覧指数:996.5
2025/04/14 13時56分32秒現在
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    作品に書かれた推薦文

近つぐ遠ざかる コメントセクション

コメント数(1)
大塚拓海
大塚拓海
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(2020-11-05)

淡々とした語り。この詩自体がメトロノームのように一定のリズムによって書かれている印象を受ける。 しかし最後の唐突なカタカナ表記。科学的な説明がカタカナで現象に名前をつける様子を連想した。 ダウンバースト、とかビックバンとか。 「ハカレナイ」、「ススンデイク」という現象が起きている。それは説明になっているが、その内実はまだわからない。人の奥にある得体のしれなさが最後の表記の揺らぎによって示されていると感じた。

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投稿作品数: 1