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近つぐ遠ざかる
近づく遠ざかる 音は人の耳に入っていく 勝手に 自然と 知らないうちに 音はそれぞれの波長を持っている 人も音と同じように それぞれの 波長を持っているのだろうか 人同士の波長はそれぞれ違うのだろうか 歩幅 呼吸数 心拍数 機械上の数字では同じ数字 音が持つ波長も数字で表される 正確な数字で でも 人と人との 距離は近づいたり離れたり それでも人と人との距離感は 機械の数値のように 正確な数字のように ハカレナイ それでも人と人との波長は 近づいたり遠ざかり それでも 人同士は進んでいく 波のように ススンデイク
近つぐ遠ざかる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 942.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2020-11-01
コメント日時 2020-11-05
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
淡々とした語り。この詩自体がメトロノームのように一定のリズムによって書かれている印象を受ける。 しかし最後の唐突なカタカナ表記。科学的な説明がカタカナで現象に名前をつける様子を連想した。 ダウンバースト、とかビックバンとか。 「ハカレナイ」、「ススンデイク」という現象が起きている。それは説明になっているが、その内実はまだわからない。人の奥にある得体のしれなさが最後の表記の揺らぎによって示されていると感じた。
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