別枠表示
令和BeaTnik(ーNaked Lunchーmix)
プロローグとして、話したい事がある。サイケデリックは塗ったくれた感情の群れで、それの何処かを傷付けると症候群となって現れる。幸せの中に居た君は先鋭的な車に乗って快速に走っている時、全ての電話は君を殺したいと無差別に音を鳴らしているんだ。そんな事に気づかないで出たら、空を張り巡る様に飛んでいる電波よりも更に高く、高く、高く空へと飛んで行けば安心さ。そのまま夢の中へと吸い込まれて月の明かりから脱出をすると、危ない子供達がうろついてるかも知れない。それは太古から建築中のロマネスクに逃げ込めば大丈夫。だけど向かう途中、決して振り返ってはいけない。君の知らない感情がお前を支配したいと尾行しているのだから。怖いだろうけど常に笑っていろ。そうしていると近づいて来れないんだ。 中身の無い未来へようこそ。壁に描かれた「お前が好きだ」は夢なのか?真実なのか?極彩色の手品師はイリュージョンで錯覚の芸術を披露する。7つの天国から君をお出迎えする天使の翅を打ち落とせ、あれは人の外見をした昆虫なんだから。オリジナルラブストーリーは城の外見をした工場で製作され販売されているんだ。周りの奴らはまるで自分達だけで愛を育んで居る様に思えるだろう?違うんだ、人はそんな事が出来なくて実は買わされてそうしているのさ。肉体から生えて新しい薔薇に侵されてく君は神経症になってしまうだろう。死に物狂いで迫害運動の中を潜り抜けて、記憶の便りが届いて抜け出すのさ。 やがて、タブーを犯したくなる。知らない歴史の聖像なんて破壊したくなってしまう。君を侵す、君を犯す、君を冒す、胎児もその中に宿る胎児もマトリョーシカみたいに。初めて挫かれる心に天使みたいな会話をしたいな。こんな静かな夜には。もう一度、1つの生き物になってしまいそうな重なる口づけも交わしてみたい。悪い花を国家は情報として咲かせている。溺れる幻想都市で快楽の海に飲まれていく。青い霧に目眩を引き起こす月が混乱を見下してる。この中でもタブーな人達は中身が野蛮な夜会をひっそりと行っている。こんな月明かりの下が君の住む世界。 このスピードは、お前の身体を張り巡るエレクトリック・ギャラクシーを加速させる機械。感覚の全てを置き去りにする。そうなるとお前は何処に行ってしまうのだろうか?可笑しくなったらチョコレートをあげるから、そこに飛び込んでしまえば良いんだ。お返しは要らない。お前がもしエンゼルフィッシュに変身する事になったなら、木星を泳ぎながら銀河に咲く桜が風に吹かれるのを眺めたいね。それか多分、マッドサイエンティストがお前の脳に直接、激しい憎しみをノイズとして囁くだろう。発狂した監獄で全てを掻き毟る音や金切り声は、地下室のメロディーとなって太陽を狂わせて殺すのかも知れない。 または最上級の暗い闇を全力で掛けているが、永遠に思える長さを味わうだろう。そしてやっと切り抜けた先の煌めきの中で、お前は高度な世界の優れた生き物になれる筈なのに、深くゆっくりとした誘惑に取り込まれ、再び青い世界から暗い闇へと沈んでいくのだろうか?奇跡を起こす神風は吹かず、情報が詰まってるんじゃない。何も無いゼロなんだ。きっと見上げた輝きはドレスの様に美しく見えるだろうね。 或いは調和の宇宙へと導かれる。でもあくまでもお前はカオスであろうとぶっ飛んでいるだろう。サイコキャンディーを舐めて、シルバーアップルを齧り、空間すら収縮してしまう程に甘く苦いチョコレートを口にする。正気なんてとっくに捨てている。危険な場所なんてなければ自ら作って、綱渡りするみたいにギリギリで生きようと囚われる。その姿はある種の偶像であり崇拝されるべき存在なのかも知れないが、ただひたすらに愚かにも見えるだろう。でも最初にも言った通り、このスピードは、お前の身体を張り巡るエレクトリック・ギャラクシーを加速させる機械。感覚の全てを置き去りにする。その先の向こうなんて誰も知らない。俺はただイフの話をひたすらしているだけ。向こうへ行ってもお前はお前であれ。向こうのお前に幸あれ。 最新の流れが届いたが、どうもこの衝撃は官能に近い様で、命のセンサーがびしょ濡れになりながら行きたがっている。そんなの決まってる、タナトスの向こう側さ。気付いているだろ?性と死は繋がっているのさ。ドラマのヒロインがそれを証明しているだろう?主人公と愛し合ってどちらかが死ぬか、そのまま末永く生きるぐらいの違いがあるくらいで、必ず性と死は交じり合ってる。無知だったと涙を流さなくたって良いんだ。蜥蜴の肌をした少女よ。あの螺旋を描く虫は蝶々だよ。見かけに派手や地味は有っても口にしてみると一緒で苦いんだ。あれだけ花の蜜を吸ってるというのに。さぁ妙音鳥の囁きで、信じられないくらいに糞みたいな分裂した精神が見せる幻想から抜け出そう。君の声は誰にも聞えていない、君の心は誰にも覗かれていない、罵詈雑言が形になった生き物もいなければ、機械を頭に埋め込もうとする謎の組織、君を操ろうとする電波もない。そんな所に行こうよ。君が死んだら悲しいから。 一度生まれたからには、一度死ななきゃならないんだね。嗚呼、私のベイビー初めまして、会いたかったよ。何度目かの生ける地獄にようこそ。昔の事なんて忘れて、また性と死から生を感じる舞台に生まれ落ちて来たんだね。健康診断じゃ君は健常者だよ。身も心もヘルシーである様に育ててみせるからね。これからHELL-SEEな事が沢山あるんだから。魅惑的なサイボーグの亡霊が辺りをうろついているけど、怖がらないでね。彼等は自分が死んでいると気付かないし、自分の事を人間だと思い込んでいるの。そこを刺激さえしなければ大丈夫。夢を見ている人と一緒だと思ってもらえば良いよ。でもなんだろ、鍛冶屋も悪気は無かったんだろうけど、多くのモノに被害者と加害者を作ってしまった罪はやっぱり重いよね。死を願ってしまいたくなる時があるけど、この時の私はどちら側のモノなのになっていて、そう思っているのかは分からない。実際にやってしまえば分るんだろうけども…。私達の母に当たる女神にその答えを聞いてみたいけれど、筋違いなんだろうな。だって母は、全ての子供達が殺し合ってるのを良いとは思わないから。…でもこの状況が変わらないのは、股を開きっぱなしで命を垂れ流してるネグレクトな奴だからなのかも知れない。そんな女神からも愛される様に目立つ輝きを授けよう、サファイアの名と共に。発火から燃焼し鎮火するまでのラプソディーとしてベイビー、君に捧ぐよ。 極東より愛を込めて、疾風のブレードランナーは荒野の戦場を駆ける。この世に人が居る限り生まれる感情のモンスターから、人々から救う為に戦う。例えそれが無限地獄だったとしても…。21世紀最大の爆裂都市。映画みたいに煙り上げながら倒壊していくビル。古くからの教えが今にもそのまま伝わるのは難しいんだね。その時代に合って都合良く解釈され続けて、争いの原因になってしまっている。昔の人が今を見たら、きっとこんなんじゃなかったと嘆くだろう。いや、でも昔から会った事も無い神の教えは常に争いを作っていたか…。今日は、時空を超える様なトリップデイズ。フラッシュバックの輝きにも似た、お前の瞳の黒い所に飛び込んで行くのさ。謝肉祭は何時まで続くか分からない。踊って燥いでいる人達はいるけど、中身の善悪は案外バラバラで、それでも見せる笑顔は皆一緒なんだね。トリガーを引け!長く眠りこけている運命を呼び起こせ!トリガーを引け!打ち抜いた頭からおもちゃ箱みたいなワンダーランド、イメージをぶちまけさせろ!東北より愛を込めて、幽霊になってしまっても燦々と輝く笑顔のままのお前に捧ぐ。この国で私は何時までも願い続ける。 モナリザの涙が零れたら、それは超速へ向かって繰り返し加速して行く。もうこうなったら全てに中指を立てろ。全てにNOを示しちゃいなよ。そのミドルフィンガーはこの為にあったんだと知るだろう。バスターでぶっ壊して出来上がった残骸に、誰のレクイエムも必要なんてしない。再構築、最高築するんだ。地獄の辺土を宙ぶらりん、洗礼されなかった子供達がぶら下がる。誰もが無視をする中、モナリザだけがそれを見つめている。彼女はパンクロックジャンキーとセックス、ドラッグ、ヴァイオレンス、アルコール、マネー、ギャンブル、ジェノサイド、ロックンロールのビーチから見ていた。かつては赤かったチェリーも現在に至る原罪がびっしりと彫られて今じゃ真っ黒さ。だけどそんなの気にしないで口にするんだ。怪物みたいな奴、もう愛の歌なんてのも連続的に投与しても届かない。 誰かが、私の頭の中の建物に入って来る。想像の外からやって来た道化師だ。私は明かりの付けて無い部屋、13階の月光が包む部屋に居る。三日月にはドアがあり梯子が有った。そこから道化師が次々と降臨している。一匹が私の方を見て首を吊りだした。此処は13階、私に死ねって事なのか?此処からも聞こえる、1階のキャバレーが悲鳴に変わっているのが。だけど何処に逃げればいいのだろう。異人によって侵された狂気と凶器に塗れた夜。私はどうしたら良いのだろう。監視カメラの様子をテレビと繋いでみるとハート形の血飛沫と臓物で模った猟奇的な愛情表現があった。不味い、私はまだ生きたい。このままじゃ殺されてしまう。次第に部屋は赤く包まれていた。月がゴブリンに喰われて血を流している。狂いそうなのに微かな理性が脈打ってそれを邪魔する。人形になってしまいたい。無痛な人形になってしまいたい。ロマンもありゃしない夢魔の悪戯であって欲しい。高笑いで部屋の扉を壊そうとする音が、13秒も続いている。私はその方向を見て震えるしか出来ない。バンと乱暴に部屋を開ける音がして、道化師がゾロゾロと入って来る。そのディアボロを回しながら私を切り刻むのね…。 男はひたすら暗闇の中を歩いていた。月明かりを浴びる女を探して。二人に面識なんてないが、お互いに会いたがって居たのだ。ある日、ポストの中に入っていた一通の手紙にはモンタージュ写真で作られた互いの顔が入っていた。純潔な二人は存在している人だと信じ、行動に移したのだ。そして二人は出会った瞬間に恋に落ち、バラ色の人生を送る事になる。暑い日は1つのグラスにクリームソーダを注ぎ、ストローを2本差して飲む。細かく淡い炭酸は心の弾け具合に似ていた。雨が降った日には一本の傘に二人で入って歩いていた。雨音がどれだけ騒がしくても、お互いの声しか耳に入らない位に夢中だった。ドキドキする思いをさせられそうになった時、男は女を愛おしく想い、女は男を逞しく想った。ある意味、二人はこの世を突き放している位の強い愛で結ばれていた。だけど白い雪が降る頃、蜘蛛が一匹やって来た「君達を巡り合せたのは僕。心の糸を勝手に結び付けて、恋人にしたのさ。真剣にお互いの事を想っていたようだけど、全ての思考や行動は僕が糸で操ってたのさ。もう君達の幸せの味には飽きちゃったから後は好きにして良いよ。バイバイ。」そう言った瞬間、プツンと何かが切れる音がして互いに顔を見合わせた時にどうしようもない絶望感が二人を襲った。女は凸凹の世界に落ちて行き兎や猫、トランプの兵隊に掻き回され。男は天使のリボルバーで額を打ち抜き、宇宙の上のヘヴンへと昇って行く。女が見上げる世界に、男が見下ろす世界に、互いの姿は見えなかった。 花を眺め、死を想う。かつて地の悲鳴が聞こえ、欲張りな津波が大陸を飲み込んだ時もメメント・モリの大合唱だった。赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、そんな夜は鉄の味に変わり果てた水を飲む、恐ろしい子供達が影を大きくして外を燥ぎ回る。硝子みたいに壊され出すギャラクシー。セカンドビッグバンによるこの世の再起動に向けて動き出す。爆発の時に起こる数億カンデラの輝きをなるべくこの目で見たいから、サングラスと厚めのアンブレラが必要だね。ミッミッミッ!(ピューーーーン)こんな時だってワイリーコヨーテには関係無い。勝手にロードランナーをとっ捕まえる為に、アクメ社製品を使った発明でぶっ飛んでるんだ。思考が爆発する様なメッセージも頭ん中に飛び込んで来る。ミキサーで掻き混ぜられた様な混乱の後に、深呼吸をする感じで死を想いたい。一方、親友のジョナサンはジェットコースターで宇宙を掠るくらいの高度から、塵になってしまいそうな速度で落ちて行く。そのままスズメバチの巣を次々とぶち壊し、朦朧とする意識のままモーテルの壁を突き破りベッドに着地した後、嬲られ腹上死した。まぁもう良いのさ。解けない魔法を掛けられたシンデレラの様な君に、天使のセレナーデを聴かせてあげよう。死を想いながら聴いてくれ。天国にも昇る様な気持ちになって来る頃には、僕たちも飲まれてる頃だろうから。 お前の派手なやり方には驚かされてばかりだよ。毎回何人かは興奮の余りショック死してしまう程に、狂気のデットヒートかましてる。指揮者の様に、演説化の様に、誰もお前の演出する表現に異物としての姿を保てない。独壇場を拡大して行くお前は美しい。虜になった者は皆、羽虫の様に妖しく照らす月に翅を生やして羽ばたいてく。ボレロのリズムで宴が広げられている。幻惑の中を掻き分ける様に手足を動かして踊れ。何も知らない赤ん坊が錯乱した様な声を上げながら。そして、妖精を齧る様な口付けを交わす。月の下のお前はその様子を黙って眺める時があって、夢幻に消えてしまう表情をしているが、その顔が好きだ。お前とタンゴを踊りたい。惑星ソラリスの軌道に沿いながら。 宇宙は長い夢を見ている。今夜絶頂を迎え、流星群を吐き出す。骸骨の彼女に筋肉や神経、血管と臓器を与えてあげよう。心はそれに自然と宿るのさ。人魚の涙は、海中では青い宝石になる。夢路の途中、悪い商人が生産しているのを見た。あなたはただ、誰かが独りにならない為に動き回る。禁じられた遊びをしていた事を夜に想う。恐竜が隕石で葬られ、その化石を燃やして太古の香りを嗅いでいた時の事を。 ダダっぽく広がる未来派超現実は挑発的でアヴァンギャルドで前衛的、また実験的でシュールなダンスをしよう。宇宙サーカス、惑星の上に乗って転がす。悪魔の顔した天使、またはその反対の表情をしたマスクをしている。カフカの思惑に眠れないて、とても私はメランコリア。意地っ張りな亡霊の哲学を聞いてるとサタンはサンバホイッスルを鳴らしだす。何処にも見つからない、世界は闇に満ちている。さぁ、ボタンを押す時間がやって来た。形而上の名前の無い物に溢れ返る。あれは流星、或いはアナーキー。 研究所フラスコの中、精液と太陽を混ぜ込んで生まれた人類に嘘吐きピノキオ、木製の鼻を伸ばしながら憧れる。悪の組織から翼を授かり、海の向こうの黄金郷を目指す。新しい宇宙が地上に出来た。その時、最後の箱は樹海で独りでに開く。海の側、快速で未来を通る物語。それは新世界へ向かって走る自由な愛の葬列であった。 零式13型「愛」という核弾頭が近未来から飛んでくるのさ。原爆なんて玩具に早変わり。もう何をして来たかとか、何を残しているとかなんて関係ないよ。残りの時間は美醜に拘って愛せば良いんじゃないかな?黒い大きな海から大陸を齧りつくGUSTAVE なんてのも現れているらしい。テレビのニュースが真剣な顔で煽っている。そうだなぁ…それでも変わらずに見つめてくれる月よ、どうかさよならを教えてくれないだろうか。金髪の横顔だけしか見せた事ないあなたよ。裏側ではどんな顔をしているのか分かんないけれど、こっちを向いてなんか話そうよ?ああ、なんか薔薇色十字団ってのが結成されたらしい。そんな古風な団体が血眼に動いた所で、変わりようのない未来が躊躇いもなく真っ直ぐやって来るんだ。ほら見て御覧。サロメがヨカナーンの首飾りで絞首している。風がそれを揺らしている。オフィーリアが川で溺れてしまう前に口遊んでる歌が町中から聴こえて来る。光の帝国なんて神話の中にしか無かったんだね。この場に来ても階段なんて天から落ちて来ない。仮に在ったとしても皆、何処かしら汚れているから焼かれて終うだけだろうね。…なんて思っていたんだけど、ゴミ捨て場に住み着いている発明家だと思い込んでいる老人がいるんだけど、なんか冷蔵庫とテレビと掃除機と車のエンジンをなんちゃらして人類をノスタルジーに保管する機会を作って、それの転送ウェーブが80~90年代のシティ・ポップの音に乗ってやって来ているそうだ。何だか訳わかんないよね?でも最初っから何だよって話だから今更どうでも良いか?何処も彼処も点火機に包まれているような緊張地帯。理性や感性が爆発してるよ。鳥になってこの地上を見降ろしたい。楽しい地上絵がリアルタイムで描かれているだろうね。帝国からの光が無いからって、ガラクタを出鱈目に組み立ててる奴らがいるね。これもついさっきで来たばかりなんだけど、バベルって民族さ。あれは罰当たりだからね。最期はどいつも塔が崩れて下敷きになるのさ。危ないから近づかない方が良い。この様を贋作ばかり書かされて来た奴隷の画家がゲルニカの夜と名付けた。でもそんなの誰も知らないし興味もない。この世は「愛」に飲まれ、月は最後までさよならを教えてくれなかった。でもそれで良かったんだ。だから知らない海、栄養の満たされた温かい、知らない母の胎内で回帰している。 アブラカダブラが熱病に魘された夢の中で、コーヒーに注ぎ込まれるミルクの様に渦巻いて混じり合う。それは言葉の合図を必要としない甘美の平和な一時を想像する。ケセラセラの灰が何万年と漂っていて、それが地上に降り積もり最近になって花を咲かせるようになった。裏原宿で今日もハイエナと美学の実を食べた奴らが、多くを望まないピストルに撃ち抜かれてて死んでいく。ちょっとばかしのディストピア。印象的な事を死に際に言っていた。俺は美しいモノを全てソフィアと呼んでいる。殺せば蔵えるのさ、夢の中で俺が大事にするんだみたいな言葉。争いは何処でも起きている。月の砂漠ではウサギと蟹が戦争をしている。ヴィランは何方だと収拾の付かない毎晩が繰り広げられている。地下に眠るクリスタルキューブはずっと凍えている。誰かに見付けてもらい、抱き締められ、その温もりに溶かされたいと願っている。舞夢マイム 、舞夢の時間が訪れている。あの大きな時計塔から燃えた鳥が羽ばたいた時に踊らなければならない。全ての行為を放棄してダンス天国のユートピアにしなければならない。心音も思考も置き去りにしたダンス・ダンス・ダンス。それは獣たちの夜まで続く。エンドセスに近い空間の果てで到達する。堕天使が枝の無い枯れ木に座り込んで、どいつがそこに到達ししているかを見極めている。選ばれたものがMOONLIGHT ESCAPE に招待される。そしてこの世はクイズで出来ていて、見て来たもの、感じて来たもの、その全てがヒントだという事を告げられる。その説明を受けた上で得られるのは望んだ分だけのユリイカか全ての忘却。
令和BeaTnik(ーNaked Lunchーmix) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1266.3
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 3
作成日時 2020-10-13
コメント日時 2020-10-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
長めの詩に目を通していただきありがとうございます。これが令和のビートニクよ!と意気込みましたが、やっぱり難しいですね。好きや良いと思うのを形にするのは。もっと数を踏んでみます。
0ぼくは傘の話のところからノってきました。ここのところで調子が変えてるのか、この連だけ令和感強いように思い、印象に残りました。固有名詞を使わない方が令和感出るんですかね。
0長めの詩に目を通していただきありがとうございます。今後もこの長さまでは行きませんが、こんな感じのを続けていくので、他とどう違うのか見比べてみます。
0